2010-12-30

現代の結婚 - Goethe村上龍エッセイの続き(3)

昨日書いた、一つ目の「経済的にサバイバルしたい」という思いに関しては、1年以上前に女性に厳しい言い方で別の表現をしています。これと、二つ目の、「子供を持ちたい」という思いをバックに結婚をしているのは、「ごくわずかな「勝ち組」の男女と、リスクとコストを考えることができない底辺層の男女」であり、それが世代間でコピーされて行くと、村上龍は3.で言っています(コピーされるしくみに関しては同じく1年以上前に筆者が分析していますのでご参照ください)。実は彼は同時に1.~2.にかけて、子供をちゃんと育てることの大変さ、女性が結婚して出産することによる経済的損失の大きさを述べているのです。ここで筆者は、勝ち組だろうが、底辺層だろうが子供を持てばなんとか子供を育てることができると思いますし、そもそも教育にそんなお金は必要無いのではと勝手に疑ってしまうのです。親は、勉強する意味/コツだけを教えて、子供が勝手に勉強するようにすれば、現代はインターネットの時代なのですから何とかなるでしょう。塾になど行かせずとも、たとえ親の仕事の都合で偏差値の低い地域(海外を含む)に住んでいても大きな問題ではないと思います。

ちょっと脱線しましたので、本線に戻ると宣言して…(続く)

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