2012-10-20

原発乞食 (1) 田舎乞食議員に告ぐ

原発でしか飯を食えない人たちは筆者に原発乞食と呼ばれています。

議員というのは、乞食の筆頭と言っても良いでしょう。自分たちにできることは、原発を守ること、即ち自らの雇用を守ることだけなのです。「とんでもない内容」とか「理解できない」とか恥ずかしいことを言っている前に、この記事をちゃんと読むべきでしょう。
『記者の目・福井:原発推進一辺倒の立地市町議会 「ゼロ」時代、見据え対策を /福井』 【10/17 毎日 地方版】

「30年代の原発稼働ゼロ」を目指す政府の新たなエネルギー・環境戦略に県内の原発立地市町が一斉に反発し、各議会は見直しや撤回を求める意見書を採択した。その新戦略は閣議決定が見送られ、内容に矛盾が指摘されるなど、“原発推進派”が巻き返す余地はまだあるように見える。だが、日本は福島第1原発事故を経験し、原発を減らす方向に向かっているのは間違いない。住民の代表である議会は、従来通り推進を訴えるだけでいいのだろうか。

戦略決定後の先月19日、経済産業省資源エネルギー庁の担当者が美浜町を訪れ、議会に新戦略を説明した。議員の1人は「とんでもない内容。立地住民をばかにした内容だ」と怒りをあらわにした。別の議員は、原発の運転期間を40年に制限したことについて「理解できない」と強く反対した。

長年、原発を受け入れてきた地元として、はしごを外されて怒るのは当然だ。現状では、原発なしで地域経済は成り立たない。しかし、原発に頼ったままでは、町は近い将来、厳しい状況に陥る。

町内にある関西電力美浜原発3基は、約4年後にすべて運転開始から40年を超える。出力は、3基合わせても関電大飯原発3号機(118万キロワット)の約1・4倍の166・6万キロワットしかない。原発依存度を減らす中で、古くて出力の小さい原発に再稼働の可能性がどれだけあるのか疑問に思う。

美浜町住民に聞くと、原発推進を求める意見は多い。しかし、根底にあるのは、原発が無くなった場合に雇用や財政を維持できるかという心配であり、子や孫の世代の暮らしへの不安だとひしひしと感じる。決して、原発の推進自体が目的ではない。

美浜町などが可決した意見書は、エネルギー確保などの観点で原発の必要性を指摘した。だが、より具体的に地元の実情を国に訴えるべきではないか。どれだけの住民が原子力産業に関わり、「原発ゼロ」でどんな影響があるかを数字で示し、新しい産業の誘致、経済的支援を国と交渉する材料にすべきだ。

原子力政策は国策で進められた。脱原発にかじを切るなら、国は立地地域を十分に支援し、電力消費地も相応の負担をすべきだ。一方で、立地自治体の議会も、ただ原発推進を訴えるのではなく、「原発ゼロ」時代を見据えた地域の姿をしっかりと描き、活動してもらいたい。【柳楽未来】  

2012-10-19

魚 ベクレル (10) 北海道のマダラ 100ベクレルだから自粛要請しない?

101ベクレルなら出荷自粛要請でしたねー、惜しいですねー、さすが高橋はるみの北海道、だなんて言っている場合ではありません。

太平洋側は、いよいよ北海道でもアブナいということでしょう。そしてこれはあと10年から20年は続くんですよね。
『室蘭沖マダラから100ベクレル 放射性セシウム 道、検査強化へ』 【10/13 北海道新聞】

道は12日、室蘭・追直(おいなおし)漁港で水揚げされたマダラから、国の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)と同じ100ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。100ベクレルを超えると、道は出荷自粛を要請することになっているが、今回は超えていないため、自粛要請はしない。道は同日、室蘭沖で週1回行う検査を当面毎日実施することを決めた。セシウムで3桁の数値が出るのは道産水産物では初めて。

2012-10-18

宮城土人ついに現る 知事がヤバい村井だけに…

『申し訳有りませんが、この土人農家はバカとしか言い様がありません。こういう一部の確信犯が、県の名誉を貶めているのです。消費者は当然地名で忌避するだけですから簡単です。』

上記の文は、7/13の拙稿「フクシマ土人、ここにも」のまるごとコピペですが、全く修正しなくても完璧に当てはまります。知事のヤバさは、7/20の「村井宮城県知事、それはちょっと…」に書きました。土人農家の最も多い殺人知事佐藤のフクシマ県に対しては、7/15の「浅川町も核拡散と放射線攻撃に加担 犯罪者の集まる県」と7/16の「同(2) 県だけじゃないでしょうね」に詳しく書きましたのでクリックしてみてください。

岩手県(や茨城・栃木)はもっとヤバいんじゃないでしょうか?
『宮城の牛肉から150ベクレル 新基準値超は初、流通せず』 【10/17 共同】

宮城県は17日、同県登米市の農家が出荷した牛肉から、食品の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える150ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。

宮城県産の牛肉から100ベクレルを超える放射性物質が検出されたのは、新基準値になって初めて。

県によると、牛は出荷先の東京都芝浦と場で16日に食肉処理されたが、廃棄処分され、流通していない

県は、飼育した農家に肉牛の出荷を当面見合わせるよう要請。与えていた稲わらが汚染されていたとみて原因を調べている。  

2012-10-17

巨人軍 (4) Disgusting菅野の処分

今日からクライマックスシリーズファイナルで、1億円を支払った原監督が率いる巨人軍にどうしても入りたいと、
東海大の『横井監督は「意中の球団でなければアメリカに行くと思う。野球留学を含めて考えている」。』【10/16 朝日】と発言し、
『巨人以外からの指名について、菅野は「そうならないことを祈るだけ。その後のことは監督と話し合っている」と話した』【同】
そうです。

監督と二人三脚の有罪確定発言ですが、呆れますね。
  • 留年したんでしたっけ? いつまで監督が出しゃばるのでしょうか?
  • 是非渡米してもらいたいのですが
  • NPBが12球団1位指名をドラフト会議開始直後に番外で菅野指名を行うことを認めるべきでしょう(あのコミッショナーでは無理でしょうがね)
    → 巨人が1/12を引き当てればOK
    → 他球団が引き当てた場合、
        ① その球団は菅野の交渉権を獲得し、
        ② なおかつその球団と巨人以外の11球団で1位指名を再開
        ③ 巨人は2位以下から指名を開始する


2012-10-16

リトアニアに続け...

なにより国民投票のシステムが有ることが日本より民主的な国であることを示しています。民意を代表していると勘違いしている議員の多い国、利権の独裁国家である国にこそ国民投票が必要なのです。衆愚とか発言している馬鹿どもや金の亡者にに鉄槌を食らわせたいのですが…
『日立の原発計画、反対が優勢 リトアニア国民投票』 【10/15 日経】

【モスクワ=金子夏樹】バルト3国のリトアニアで14日、日立製作所が事実上受注したビサギナス新原発建設の是非を問う国民投票が実施された。反対が62%を占め、賛成の34%を大きく上回った。同日に実施された議会選でも、建設コストなど計画の再検討を求めている野党勢力が4年ぶりに政権に返り咲く見込みだ。

国民投票は成立に必要な投票率50%をわずかに上回った。原発建設を止める強制力はないが、野党が主導するとみられる新政権で見直し論議が強まりそうだ。

リトアニアはエネルギー自給に向けて原発を推進してきたが、昨年3月の東京電力福島第1原発の事故を受けて安全面での懸念や、巨額の建設費への反対意見が強まった。野党・社会民主党の党首、ブトケビチュス氏は、総事業費約4千億円とされるビサギナスの原発計画を見直す可能性に言及している。

日立はリトアニアで最新型の改良型沸騰水型原子炉(ABWR)を建設する計画。福島原発事故後、日本企業として初の受注案件となる見通し。日立はリトアニアで原発の安全性を実証し、海外での受注活動につなげる狙いもある。リトアニアで原発政策が修正されれば、同社の海外受注戦略にも影響が出かねない。

議会選では原発に比較的慎重な労働党が第1党の勢い。社会民主党も議席を伸ばし、野党連合による政権交代が見込まれる。与党「祖国同盟・キリスト教民主党」は苦戦し、原発計画を進めてきたクビリウス首相は辞任する可能性が高まっている。

同首相は09年の金融危機に対し、緊縮財政を推し進めたが、国民の支持離れを招いた。天然ガスの輸入価格などを巡り、ロシアとの対立も深めた。野党はロシアとの関係改善を掲げ、政権交代で外交戦略は転換する可能性がある。

2012-10-15

タバコ銘柄の変更

肺がんの原因はタバコよりセシウムなのですが、タバコにセシウムを盛られてはちょっと考えなくてはなりません。肺の内側からの内部被曝は怖いですからね。以前ちょっと宣言したとおり、筆者は、外国産のシガリロに替えました。こっちの方が数段美味しいし、本数は減るし… 売っている店が少ないのが難点ですけどね。
『福島産葉タバコ基準値超え=セシウム検出―JT』 【10/9 WSJ-時事】

日本たばこ産業(JT)は9日、2012年産の乾燥葉タバコに対する放射性物質検査を実施し、福島県産の一部で放射性セシウムが同社基準の1キロ当たり100ベクレルを上回ったと発表した。JTは検出された約4.5トン(850万円相当)の購入を取りやめる。福島県では昨年、葉タバコの栽培を見合わせていた。

福島県白河市の旧小野田村の農家3戸で栽培された「バーレー種」の葉タバコに対する検査の結果、110.7ベクレルの放射性セシウムが検出された。福島県のそれ以外の地域は、いずれも100ベクレルを下回った。自主検査で基準値を超えたのは初めて。

2012-10-14

原発立地から100km±の地域の反原発運動

市議会リコールの頃から応援している名古屋でも、名古屋弁の原発行進が行われています。珍しく産経が伝えるその下の記事にも、敦賀原発事故時には愛知県にも汚染が及ぶという予想がなされていますからね。
『名古屋で「原発いらんがね大行進」』 【10/7 中日】

路上演奏による「サウンドデモ」と呼ばれる手法で脱原発をアピールする「原発いらんがね 秋の大行進」が7日、名古屋市中心部であった。3月以降では東海地方で最大規模となる3千人(主催者発表)が参加した。

東区の関西電力東海支社前で毎週金曜日にデモを続けるグループなどでつくる実行委員会の主催。参加者は中区栄の白川公園に集合し、買い物客でにぎわう大須や若宮大通に繰り出した。

大型スピーカーを積んだトラックが先導。黒人音楽のミュージシャンがラップのような節回しで「原発いらねー! 子どもを守れ!」と叫び、参加者は太鼓やカスタネットをたたきながら練り歩いた。

原発事故後にデモに加わった若者や子育て世代も目立った。長女(5つ)と長男(2つ)を連れて参加した名東区の介護職員松岡清美さん(40)は「政府の対応がひどいので、市民が政治を変えるしかない。もっと多くの人に共感が広がれば」と話した。
(産経も伝えるんですね↓)
『敦賀原発事故が起きたら… 琵琶湖で100ミリシーベルト超と岐阜県予測』 【9/27 SankeiBiz】

日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)で東京電力福島第1原発事故と同規模の事故が起きた場合、地表に沈着すると年間100ミリシーベルト以上の外部被ばくを引き起こす放射性物質が滋賀県の琵琶湖に降り注ぐと、岐阜県が予測していることが26日、分かった。共同通信が情報公開請求により入手した岐阜県の放射性物質の拡散予測の資料で判明した。

100ミリシーベルトは、国際原子力機関(IAEA)の基準で「数日から1週間程度の間に避難を求める」とする数値。岐阜県は外部被ばくについて、県内で影響が大きい場合を想定し、18パターンを試算。少なくとも5ケースで琵琶湖の北部や北東部に20ミリシーベルト以上の範囲がかかり、このうち2ケースで100ミリシーベルトを超えていた。20ミリシーベルトは国が福島原発事故の「計画的避難区域」の目安とした数値。岐阜県の調査では、20ミリシーベルト以上の地域は、福井から滋賀や岐阜を経て、愛知や三重にも及んでいた。