2013-11-16

汚染水これで完全にコントロール? (3) ベータ核種の記録更新

これ、みんな海に流れていくのですよね。また、1日前の記事で、東電が「可能性がある」としていますので、「にじみ出ている」と断定しておきましょう、多分2年以上前から…
『井戸から71万ベクレル検出 汚染水漏れタンク近く』 【11/12 朝日】

東京電力福島第一原発で8月にタンクから300トンの高濃度汚染水漏れが発覚した問題で、東電は12日、近くの井戸の水から放射性ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり71万ベクレル検出されたと発表した。9日に同じ井戸から採取された水の同55万ベクレルを上回り、過去最大値となった。

漏れが発覚したタンクから約10メートルの観測井戸で10日に採取した水から検出した。東電によると、タンクから新たな漏れはないが、汚染水がしみこんだ表土を回収できていない場所から、汚染が井戸に広がったと考えられるという。

『汚染水漏れ、井戸水から55万ベクレル検出 福島第一』 【11/11 朝日】

東京電力福島第一原発で8月にタンクから高濃度汚染水漏れが発覚した事故で、東電は11日、近くに掘った井戸から放射性ストロンチウムなどベータ線を出す放射性物質が1リットルあたり55万ベクレル検出されたと発表した。過去最大値で、数日前から値が上昇していた。

見つかったのは漏れが発覚したタンクから10メートル余り北の井戸。9日に採取した井戸水から検出された。10月17日に同40万ベクレルに急上昇後に値が減ったが、再上昇した。東電は8月に漏れた汚染水が地中にしみこみ、井戸水に混ざったためとみている。東電によると、タンクから新たな漏れは確認されていないという。

また、300トンの汚染水が漏れたタンクとは別の区画にあるタンクのつなぎ目で高い放射線量が確認された。東電は「汚染水がにじみ出ている可能性はある」と説明している。

2013-11-15

山下俊一によるフクシマ人体実験は続く (4) 県ぐるみ

福島県の医師たちは飲んだという情報もありますが、ヨウ素剤の配布もせず、ヨウ素による被曝もまともに測らず、「被曝の影響とは考えられない」などと、どういう神経なのでしょうか? 我々からしたら、単純に計算しても7倍の発症率が「考えられない」ですよね。年間20mSvで帰還とかホンとに被曝促進県と成り下がっています。
『子の甲状腺がん、疑い含め59人 福島県は被曝影響否定』 【11/13 朝日】

【野瀬輝彦、大岩ゆり】東京電力福島第一原発事故の発生当時に18歳以下だった子どもの甲状腺検査で、福島県は12日、検査を受けた約22・6万人のうち、計59人で甲状腺がんやその疑いありと診断されたと発表した。8月時点より、検査人数は約3・3万人、患者は疑いも含め15人増えた。これまでのがん統計より発生率は高いが、検査の性質が異なることなどから県は「被曝(ひばく)の影響とは考えられない」としている。

県は来春から、住民の不安にこたえるため、事故当時、胎児だった約2万5千人の甲状腺検査も始める。

新たに甲状腺がんと診断されたのは8人、疑いありとされたのは7人。累計では、がんは26人、疑いが33人。がんや疑いありとされた計58人(1人の良性腫瘍〈しゅよう〉除く)の事故当時の年齢は6~18歳で平均は16・8歳。

甲状腺がんはこれまでで10万人あたり12人に見つかった計算になる。宮城県など4県のがん統計では2007年、15~19歳で甲状腺がんが見つかったのは10万人あたり1・7人で、それよりかなり多い。ただし、健康な子ども全員が対象の福島の検査の結果と、一般的に小児は目立つ症状がないと診断されないがんの統計では単純比較できない。

ただ、チェルノブイリでは、原発事故から4~5年たって甲状腺がんが発生しており、複数の専門医は「被曝から3年以内に発生する可能性は低い」と分析している。県は被曝の影響とは考えにくい根拠として、患者の年齢分布が、乳幼児に多かったチェルノブイリと違って通常の小児甲状腺がんと同じで、最近実施された被曝影響の無いロシアの子どもの検査でも4千~5千人に1人がんが見つかっていることなどを挙げている。

2013-11-14

Android 4.4 KitKat

Googleが、Nexus 7とNexus 10にAndroid 4.4 KitKatを提供開始しました。筆者のNexus 7(2012)にはまだアップデートの案内は有りませんが、とりあえずGL07Sも含め、壁紙だけダウンロードしてみました。なんかNexus 5 を保有しているような気分になってきましたね。

2013-11-13

小泉さん、もっとやって (5) 名指しで安倍総理に即時ゼロの決断を促しましたね、いいですね

飯島のオッサンとかが、小泉さんは原発ゼロの時期を示していないなどと言っていましたが、小泉さんは見事にそれを否定してくれました。最近ではトルコにまで原発行商に行っているラドン安倍が聞き入れるとは思えませんが、いずれにしても民意を理解して欲しいものです。
『小泉元首相「原発は即時ゼロにすべき」』 【11/12 NHK NEWSWEB】

小泉元総理大臣は、日本記者クラブで記者会見し、今後のエネルギー政策について、「即時『原発ゼロ』にすべきだ」と述べ、安倍総理大臣は原発の運転再開はせずに直ちに「原発ゼロ」を決断すべきだという考えを示しました。

この中で、小泉元総理大臣は「私の『原発ゼロ』発言について、『代案を示さないのは無責任で楽観的だ』という批判があるが、政治でいちばん大事なことは方針を示すことだ。『原発ゼロ』の方針を政治が打ち出せば、知恵のある人が必ずいい案を作ってくれる」と述べました。

そのうえで、小泉氏は「原発ゼロ」を実現する時期について、「私は『即時ゼロ』がいいと思う。『安全なものから再稼働させる』と言うが、そんなに多くの原発の運転再開はできないので、代替エネルギーで賄うべきだ。再稼働すると言っても核のゴミの最終処分場が見つからない」と述べ、安倍総理大臣は、原発の運転再開はせずに、直ちに「原発ゼロ」を決断すべきだという考えを示しました。

さらに、小泉氏は「ほとんどの野党が原発ゼロに賛成で、自民党は反対だが、本音では自民党の国会議員も賛否が半々くらいだと思う。私が総理大臣在任中に郵政民営化を掲げたときよりもはるかに環境はいい。安倍総理大臣が『原発をゼロにして自然を資源にする国家をつくろう』と決めれば、もう反対できない」と述べ、安倍総理大臣に決断を促しました。
(後略)

2013-11-12

帰還に関する原子力規制委員会の犯罪的判断 (2) やっぱりそうでしょう

武田教授が書いてくれてようやく小野先生両者のブログが揃いました。お二人とも解かり易く書いていただけています。しかし、20ミリシーベルトなどと、原子力「規制」委員会とは言えないようなとんでもない値ですね。

2013-11-11

トランス脂肪酸

もうかれこれ10年前ぐらいになるでしょうか、筆者は雑誌かネットでトランス脂肪酸の怖さについて読んだ覚えがあります。それ以来、喫茶店のモーニングサービスのトーストも、マーガリンの場合には何も塗らずに出してもらっています。最初に読んだ記事には、「表に出したマーガリンに、虫も寄って来ず、何ヶ月経っても腐ったりしない」とか書かれていました。自然界には存在しない物質とも… こうして記事になるのは珍しく、他紙でもどんどん取り上げて欲しいものです。
『トランス脂肪酸:日本で「重要情報で含有表示を」の要望も』 【11/8 毎日】

米食品医薬品局(FDA)が7日、「食品に使う上で安全とは認められない」として使用を段階的に禁じる方針を打ち出したトランス脂肪酸。トランス脂肪酸は主にマーガリンやショートニングなどに含まれ、それらを使った菓子パン、ケーキ、ドーナツ、シュークリームなどに多く含まれる。

内閣府の食品安全委員会によると、日本人の摂取量は1日当たり約0・4〜1・7グラムで、1日摂取エネルギーに占める平均的な割合は世界保健機関(WHO)の勧告基準の1%を下回る。ただし、菓子類を多く食べる30〜40歳代の女性や大学生の中に1%を上回る層があり、食品安全委員会は「日本人の平均的なリスクは低いが、菓子類の食べ過ぎは要注意」と呼びかける。

一方、消費者庁は、2015年春施行を目指して準備中の「食品表示法」で、加工食品でのトランス脂肪酸の含有量表示を義務付けるかを検討。栄養成分やアレルギー表示などに比べて優先順位が低いとして当面は見送る姿勢だ。ただ、同庁は一部の消費者団体から「健康にとって重要な情報」との声が上がっているため、食品表示法に盛り込むかは引き続き検討課題としている。【小島正美】

2013-11-10

台湾に向けた侍Japanのメッセージ

ゆうべテレビで台湾との第2戦を観ていました。試合終了後、侍Japanがバックネット方向に向けた横断幕には、筆者が解かる範囲では「東日本大震災時にいただいた支援を我々は永遠に忘れない」というメッセージが読み取れました。小久保Japan良いことをしてくれますね。筆者の大好きな台湾の人々に伝わったでしょうか?