2011-08-27

被爆「年5ミリシーベルトに」 原子力委の前委員長代理 田中俊一

福島第1原発事故による放射性物質汚染で、田中俊一・前原子力委員会委員長代理は23日、除染しても年間被ばく線量を1ミリシーベルト以下にできない地域があるとし、「(避難解除の目安には)年5ミリシーベルトを目指すのが現実的」と指摘した。有識者として招かれた原子力委員会定例会議で語った。
政府が26日に決定する除染に関する基本方針の原案では、被ばく線量を年1ミリシーベルトに抑えることを長期目標としている。
事故後、福島県飯舘村や伊達市で除染活動に携わった田中氏は「除染をやってみると、年1ミリシーベルトを達成するのはとても困難」と説明した。
2011/08/23 17:08   【共同通信】
戦犯田中はこんなことを言っていますが、辞めたような奴がいつまで本末転倒思考を披瀝し続けるのでしょうか? 福島第1原発で裸で作業させましょう。

2011-08-26

政府の肉牛出荷停止解除発表(福島・岩手・栃木)

8月25日、枝野が記者会見で、福島・岩手・栃木の3県の肉牛の出荷停止解除を発表しました。理由は、安全管理の態勢が整ったとのことです。枝野は「今後、福島・岩手・栃木の3県では、全頭調査の実施により、食品衛生法の暫定規制値を超える牛が発見されれば排除されることになる。ただ、このような牛が発見されるのは、安全管理態勢が機能していることを示すもので、この点は理解をいただきたい」と言っていますが、筆者はこう思います。
  1. あくまでも、安全管理の態勢が整っただけであって、汚染牛の出荷は今後も続く
    → しかもセシウム牛だけで、ストロンチウム牛や、トリチウム牛…は管理の対象ではない
  2. 3県以外はサンプルチェックなので、これも汚染牛出荷の源泉(25日の発表内容に拘わらず)
  3. 3県の安全管理態勢(体制のこと?)が機能していることは理解と言うか聞き置いても良いが、買う気にはなりません
    → またしても「弁護士あがり崩れ」らしい保険を掛けたいやらしい発言

2011-08-25

海江田や仙谷でなければ小沢でも何でもいいから…

前原が立とうが知ったことじゃありません。国民を被爆させて放置していったい何をやっているんでしょうか? マスコミも茶番を報じているヒマが有るなら、汚染マップ作るか除染の寄付を集めるかしたらどうなの? 我慢も限界ですね。

2011-08-24

『東日本大震災 海の放射能汚染/水産物への影響を見極めよ』 【河北新報】

河北新報社は悪くない新聞社(?)のようです。なかなか表に出ないか、政府自身と政府に言われたマスコミが隠している海産物の汚染の記事を書いていいます。やっぱり太平洋側の魚は北海道~静岡・愛知沖辺りまで、あるいはもっと広範に全滅を覚悟した方が良いのでしょうね。以下は全文です。
福島第1原発事故を受けて、欧州連合(EU)の欧州委員会が先ごろ、水産物を輸入する際の放射性物質の検査を強化するよう、EU各国に勧告した。
日本からの水産物だけでなく、日本近海や南シナ海、米国沖の太平洋を含む広大な海域で、他の国の漁獲物も対象とする厳しい内容だ。
遠洋で捕った場合でも、回遊性の高い魚種については厳密に調べるべきだと判断した。高濃度の放射性物質を含む水が海に放出されたことを、世界はそれほど強く警戒している。
今は原発に近い海域でも、放射性物質の海水中の濃度は減少傾向にある。一方で、海底への堆積は広範囲で続く。食物連鎖のより上位の捕食者である生物からも、放射性セシウムが検出されるようになった。
海の汚染の構図は変わりつつある。国などが宮城、福島、茨城各県の沿岸から沖合にかけて実施中のモニタリングを徹底するとともに、水産物に今後どんな影響が出るのか、しっかり見極めねばならない。
最も深刻だったのは4月2~6日に、2号機の取水口付近の亀裂から、原子炉に由来するとみられる高濃度汚染水が海に流出し続けたことだ。
東京電力はこの時の汚染水の総量は520トンで、放射性物質5千テラベクレル(テラは1兆)が流れ出たと推測した。1年間に外部への放出が認められる濃度基準の2万5千倍に相当する。
海に放出された放射性物質は海水で希釈されながら移動し、長期的には海底に運ばれていく。「海は広大なので魚への影響は小さい」とする「安全説」は崩れ、魚介類や海底の汚染が次々と明らかになった。
暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超すセシウムが検出された魚は、5月半ばまでは表層にすむコウナゴ(イカナゴの稚魚)とシラスだけだった。
6月になるとアイナメやエゾイソアイナメ(ドンコ)、イシガレイ、7月にはヒラメと、海底近くにすむ上位の捕食者に広がる。ホッキガイなどの貝類も6月以降、基準値を超えた。
福島、茨城沖では海底土の放射性物質の濃度が、今月に入って最高値を更新したところがある。海底の小魚や甲殻類を食べるアイナメやヒラメに影響が及んだのは当然と言えよう。
水産庁によると、海産魚のセシウム濃度(食物連鎖の影響を含む)は、海水中の濃度の5~100倍に濃縮される。海水中の濃度が上がれば高くなり、下がれば徐々に排出され、50日程度で半減するという。
宮城、福島、茨城各県沖の表層から下層にかけての放射能濃度は先月末、国が調査した全39地点で不検出となった。だからといって、状況が改善していると見るのは早計だ。
海底土の放射性物質は、移動しにくいとされる。今後は回遊魚よりも、海底の生物を捕食する魚への濃縮が問題となろう。
水産物の厳密な調査を継続するのはもちろん、底層の海水や海底土に含まれる放射性物質の濃度の推移に、最大限の注意を払っていかねばならない。
2011年08月23日火曜日

2011-08-23

九州の原発に関する経産省資源エネルギー庁の「やらせ」への関与

玄海原発のやらせメールで古川佐賀県知事の化けの皮が剥がれたままですが、海江田個人だけでなく、経産省の組織ぐるみの有罪も確定しそうです。8/21に報じられたのは、経済産業省資源エネルギー庁の担当者が、国主催の説明番組への賛成意見投稿を九電側に要請していたことで、05年以降に開かれた九電関係の国主催の全ての説明会で国の関与が明らかになりました。九電が経産省の第3者委員会に報告していますので、徹底的に追求してもらいたいものです。こいつら爆発しても停められないくせに、推進の手を緩めず、国民の健康など知ったことではないという罪人です。

2011-08-22

ようやく公表された文科省の1年後の積算放射線量推計と現地への通告

文科省が半径20km圏内の警戒区域の1年後までの積算放射線量の推計値をようやく公表しています。福島県大熊町の500mSv超を最高に50地点のうち35地点が目安の20mSvを上回ったとのことです。基本は1mSv/年ですから、恐らく全滅でしょう。 また、菅首相が警戒区域内で今後長期間住めない地点があることを地元自治体に直接伝えるとも報じられています。まとめるとこういうことなのでしょう。
  1. 20km圏外あるいは県外にも同様の地点は存在すると考えられ、やはりチェルノブイリと同様である
    → そんなところで食物を作るなど正気の沙汰ではない
     
  2. 500mSvといっても大半は事故後1ヶ月の間に漂った放射性物質が原因で、大量の被爆をした人が存在する
      
  3. 早く時系列マップを作り、個々人の積算被爆量算出を助けないと…
      
  4. 除染をするにもマップが無いと非効率となるが、余りにも遅い

2011-08-21

細野原発事故担当大臣より酷い佐藤福島県知事の無責任発言

20午前中の両者の会談における発言内容を見ると、ガックリときます。高橋北海道知事といい、古川佐賀県知事といい、知事がこんなに卑しい奴らだったことが国民の想定外だったのでしょう。リコールしましょう。

細野大臣:福島に除染推進チームを置く
→ もう5ヶ月以上経っているんですけど…
→ 汚れ放題で、被爆し続けるわ、風で舞い上がって拡がるわ、で犯罪行為さながら

佐藤知事「国が責任を持ってやって欲しい」
→ 原発設置・稼動を認めてきた県も汗をかけよ、国から金もらってんだから
周りの県に迷惑掛けてきたんだろ

佐藤知事「一刻も早く解除してほしい」:福島県産牛肉の出荷停止解除が急きょ延期された経緯の説明を受けて
→ これ以上毒を撒くなよな