2009-09-10

パラサイト(0/?)

大分涼しくなりましたね。ちょっと寂しい気分になる季節です。人恋しいといえばそうで、少し間の空いた知人からメールをもらったりすると嬉しくなります。昔はプロ野球もクライマックスに近づく季節で、早々に優勝が決まってしまうとこれまた寂しい気分になったものですが、近年はまだその先にクライマックスが有ります。最初は反対していたポストシーズンの決戦が、意外に盛り上がるものであり、楽しみを持続させる効果が有ることに後から気が付きました。これもプチ日和見原理主義と言えるのではないでしょうか。

って、こんなことを暢気に書いている場合ではないことを思い出しました。実はこのまま行くと今月分の給与を地方自治体から差し押さえられることになるのです。こんなこと書いていいのかどうか議論が別れるところなのですが、筆者個人のことでもあるし、ウソかどうかも判別し断定できるものではないと勝手に断定したことから、続けます。筆者は勤め人でありながら地方税を普通徴収にしており、地方税は役所から請求書の形式で送られて来ます。言葉を間違えていたら申し訳ないのですが、普通徴収に対して特別徴収という方法があり、普通の勤め人の場合は勤め先が特別徴収義務者となって給与からの天引きを行っています。この辺りのことばも役所とのやり取りで覚えました(まだ暢気ですよね)。で、普通徴収にしていた筆者が最近直面したのが、想定内外の出費でした。その結果として地方税の滞納とあいなった訳です。

って、よく考えたら今日から5日の出張ではありませんか! 荷造り等準備のため、短いですが今日はここまでとさせていただきます。明日からはモバイル環境ですので短文で引っ張りながら執筆します。

(いまだにこんなこと書いていいのか、今日の出発時間に間に合うのか、とハラハラしながら、続く)

2009-09-09

日和見原理主義(3/3)

退会したのは筆者だけで、トータルの造反者は今のところマイノリティですが、今後の広がりを注視したいものです。折を見て結果をお伝えします。退会によってサイレントマ ジョリティの考え方を表面化したという結果になるのではと踏んでいます。このサイレントマジョリティの人たちが2日前に述べた、「他から押し付けられた考 えを自ら思いついたと思い込むように考える人たち」なのか、忙しくて気が付かないだけなのかは判りませんが、筆者は1回のサイクルを回したところで不味い アプリケーション(胡散臭さ)に気が付いたのです。先駆者である、他の2人の意見は未確認ですが…

筆者の退会に際して幹事役は、「退会す るからには活動推進プロジェクトに意見を言う権利は無い」とまで言い放ちました。活動自体は賛同できますので、参加者のパフォーマンス向上のためには別の 方法を使ってでも貢献したいのですが、この幹事役発言は筆者のこの思いすら萎えさせるような効果を持っています。不味いアプリケーションであっても挙国一 致のような進め方しか認めないという強い意志が、魂の抜けた幹事役から感じ取れるのです。

ここで筆者は一見すると入会→1サイクル→退会 と変節しているのですが、冒頭で述べましたように「意思決定の基本となる部分」が「日々変化」した結果だと捉えることもできます。間違ったと思ったらすぐ に直すことが大切です。今回は事実上騙された訳ですから、退会の意思表示のメールには「クーリングオフ」という言葉を使いました。でも、根底に流れる活動 を活性化させたいという思いは変わっていないのです。この3日のシリーズは、頭括のような書き方をとり、内容が乖離しているような構成になっており読者の 皆様にご迷惑をお掛けしましたが、筆者のこの行動パターンこそが、典型的な日和見原理主義の現れなのです。

こんなどうでも良いようなことをことを呟く暇つぶしにまたしてもお付き合いいただいた方には感謝の意を表しまして、このシリーズを締め括ります。ありがとうございました。
(完)

2009-09-08

日和見原理主義(2/3)

忙しい最中に本則業務から外れた案件に関し、解りにくい文書を読めと言い、実態が判って質問をすると「最初に言わないほうが悪い(から黙って拠出しろ)」 との回答、あげくの果てには、自分は提案者の調整役であるだけとの魂の抜けたような、(提案者の)上司としてあるまじき発言が飛び出すのです。提案者と言 われる本人も、その実力からして本当に提案したのかどうか判らない状態です。即ち、実際はこの幹事役が提案者でありながら、「部下から上がってきた提案な ので、その推進のお手伝いをしているだけ」ということらしいのです。余りにも立ち位置のグラグラなこの幹事役も、実は筆者の同窓のまたしても一年上なのが 悲しいところです。

繰り返しますが、この提案の精神は賛同に値するものでしたが、アプリケーションの方法が不味かったと言えます。資金拠 出の枠組みに、「部課長会」という命名をしてしまったのです、部内の半ばオフィシャルの慶弔関係を扱う「役付き会」とかいう組織があるにも拘わらず。その資金は、活動推進のためのインセンティブとして、チームごとのパフォーマンスに応じて食事会というコミュニケーションに使われたのです。言い出しっぺの幹 事役のチームが当然のごとく受給の恩恵に預かりましたが、それをここで責める積もりはありません。

以下のドラッカーの言葉に寄れば、提案者が若いスタッフ(幹事役談)ですので、推進のリーダーシップの部分を代行し、アプリケーションの不味さが露呈した 時などには、それによって本体が座礁しないように手配し、イノベーションを達成するのが幹事役の責務ではないでしょうか。今回の場合において、「予期せぬ 困難」である資金拠出者の造反(筆者で3人目/15人)は、アプリケーションの不味さによって当然起こったものであり、熟読せず一旦賛同した筆者の変節は幹事役にとって気の毒であったと言えま すが、不可避だと言えましょう。

「イノベーションはもちろん、新しいものはすべて、予期せぬ困難にぶつかる。そのとき、能力ある人材のリーダーシップを必要とする。優れた人材を昨日に縛りつけていたのでは、彼らに活躍させることはできない」(明日を支配するもの)

2009-09-07

日和見原理主義(1/3)

自分の行動を正当化する一番良い方法は毎日変わることだと思います。毎日の生活は一瞬一瞬が意思決定の連続だからこそ面白いのですが、その意思決定の基本となる部分も日々変化すると思った方が良いでしょう。これは以下のような方々から批判や攻撃を受けることになります。
  1. 未熟な段階で理想を決めてそれにしがみついて邁進する真面目な人たち
  2. 他から押し付けられた考えを自ら思いついたと思い込む人たち
いずれも自ら考えることを放棄しているところに共通点が有るのですが、こんな人たちから批判を受けることは、ある種の心地よさを伴います。スウェイする知恵も有りますし…

具体的にお話しします。筆者の勤め先は老化の進んだ恐竜のような会社で、その細胞たる社員は悪い意味で諦観が漂い、不健康な風土を醸成しています。図体がデカイので、業務は細い短冊のように細分化され、壁も存在し、のうのうと給与を受け取り続けています。どこかで聞いたような感じですよね。正に役所なのですが、これが民間であることが恥ずかしいのです。ただし、公から援助を受けるとか、国民の税金を使って息を吹き返すような会社では無いところが唯一の救いです。

こんな会社は社内のコミュニケーションを大事にせざるを得ません。ある活動を全社的に展開するために、我が部では管理職のポケットマネーを使おうということになりました。活動の活性化は悪いことではないし、幹事役とのつきあいもあって、すぐさま全員に賛同の意を表明して拠出金を支払ったのですが、実はその勧誘の手口が以下のようなものであったことが判明したのです。
  1. 半強制的な集金
  2. 初回に、解りづらい即席の規則を添付したメールを送りつけているだけ
    (当初ワンタイムだと誤解したのですが、添付規則(?)をよく読むと引き続き拠出を強制されることになるのです)
  3. 活性化しようと企図した活動を就業時間外で行うことを前提としていた
    (この活動の考え方に対する浅薄な理解を基にしている)

2009-09-06

ご学友(14) ご学友以外の負け犬

今回の筆者のような経験は、先輩ブロガーの方々は既に経験済なのでしょうね。ブログ童貞であった筆者は何とか消化できているのですが、実はここには書けないことも有り、抗議者だけでなく仲裁者とのやり取りは疲れました。でも面白いといえばそうで、土壇場や修羅場の人間の言動は、本音や本性が出たりしてとても興味深いものが有ります。筆者は書くことによって冷静に客観的に相手および自分を分析できるようになってい(ると思ってい)ますが、興奮している人間は、相手の都合はお構いなしにメールや電話で抗議をしてきます。普段はこちらからアクセスしても返信すら来ない相手がです。まぁ、でもそれだけを取り上げて破門するのは止めておきましょう。彼らにとって筆者はメンターのようなものなのですから、見放しては可哀想過ぎですからね。

今思い出しましたが、ここの登場人物以外からのブログへの批判を一度いただいたことがあります。昨日書いた負け犬の中でも、性質の悪い方なのですが、自らが登場していない状況で、勝手に書いていれば、という捨て台詞を残されましたが、そのメールも人には見せられないような見苦しい文体と内容でした。彼女も土壇場だったのでしょうか? その後メールのやりとりは有りません。でもここで登場しちゃったから、また見苦しいメールがくるのでしょうか?

とうとう14回も書いてしまったご学友シリーズは今回をもって終了させていただきます。1-11/14はまだ再アップできていなくてお詫びしながら…

明日からは、原点に立ち帰って朝のぼけー、で浮かんだことを書きます。