2013-02-02

ホントに大飯なるムダでしたねー

昨年8月9月10月と少なくとも3回は「停めなさい」と書いたのですが、その後エネルギーアベノミクスで半ば諦めていました。規制委が筋を通してやってくれそうですね。それでもあと半年の間に活断層による地震が起きないとは誰も保証できないんですよね。因みに再稼動前の4月にはゲッペルス・猪八戒・枝野が最低発言をしています。橋下もこの頃から腰砕けでしたね。
『大飯原発7月停止へ』 【2/1 東京新聞】

原発再稼働の条件となる新たな安全設備の基準づくりのとりまとめ役を務める原子力規制委員会の更田(ふけた)豊志委員は三十一日、「基準が施行された時点(七月十八日)で、動いている炉も満たしている必要がある」との考えを示した。稼働中の関西電力大飯原発3、4号機(福井県)が期日までに求められる全ての設備を整えられる可能性は極めて低い。九月の定期検査入り前に、運転停止に追い込まれることが確実になった。

この日、新安全基準に向け、設備面の骨子案が決まった。

格納容器の破裂を防ぐためベント(排気)をする際、放射性物質の放出を最小限に抑えるフィルターの設置を求めるほか、原子炉につながる重要な配管は多重化し、地震や放射線への対策を施した作業拠点も整備。冷却装置や電源系統も、固定式と可搬式の両方を用意する。

テロや大規模災害に備え、通常の制御室とは別に、原子炉建屋から離れた場所に頑丈な第二制御室を整備。非常用電源を備え原子炉を緊急冷却できるようにする。

これらとは別に、想定できる最大級の津波が襲っても、敷地に浸入させない防潮堤の整備や、建屋内に海水が入り込まないよう頑丈な扉を設置するなど水密化も求める。

関電は、大飯で非常用発電装置の分散配置や防波堤のかさ上げ、防潮堤の工事を進めているが、完成は来年の見通し。作業拠点やベントフィルターの整備は二〇一五年度になる予定という。

仮に工事を前倒ししても、規制委の審査にパスする必要がある。更田氏は「一年かけるつもりはないが、数週間ということもないだろう」と話した。

大飯のような加圧水型原子炉は格納容器の容量が大きく、ベントフィルターの即時整備は求められないが、東京電力柏崎刈羽(新潟県)や中部電力浜岡(静岡県)、北陸電力志賀(石川県)など沸騰水型原子炉の原発では必須とされる。

沸騰水型の原発の再稼働は、早くても数年先となることも確実となった。

七月に大飯原発が停止に追い込まれる可能性について、関電の担当者は本紙の取材に「新安全基準の適用についてのルールが今後、決められていくと認識している。大飯原発の取り扱いの動向を注視し、決められた内容に真摯(しんし)に対応したい」とコメントした。

2013-02-01

エネルギーアベノミクス

安倍総理の立ち居地は揺ぎ無く、大江健三郎氏の危惧したとおりの方向に進んでいるようです。東電と一緒になって、ちゃんと補償して欲しいものです。ドイツの原発放棄にも具体的な根拠が伴っていないのでしょうか? 貴君が国民に与え続けている不安は、事故が起こっても責任を取らない人が、たかが経済的理由とか過去からの慣性で愚行を続けることと、その理由付けに安全神話を持ち出していることです。
『首相「原発ゼロ」見直し 改憲発議要件 96条改正意欲』 【1/31 東京新聞】

安倍晋三首相の所信表明演説に対する各党代表質問が三十日午後、衆院本会議で始まった。首相は二十八日の演説では経済再生に絞るなど「安全運転」に徹したが、代表質問では「二〇三〇年代の原発稼働ゼロ」方針が盛り込まれた野田政権の「革新的・エネルギー環境戦略」を「ゼロベースで見直す」と表明。改憲の発議要件を定めた憲法九六条を緩和する方向で改正する考えを示した。

原発維持路線や改憲には連立政権を組む公明党が慎重な姿勢を示しているため、首相は所信表明演説では触れなかった。しかし、野党から質問され、持論を展開することになった。

三〇年代の原発稼働ゼロ方針をどうするかは、民主党の海江田万里代表が質問した。首相は原発ゼロ方針を「具体的な根拠を伴わない」「国のエネルギー政策に協力をしてきた立地自治体、国際社会や産業界、国民に不安や不信を与えた」と強く批判し、野田政権の原発政策を見直す考えを示した。

憲法問題は改憲に積極的な日本維新の会の平沼赳夫国会議員団代表から質問され、首相は「党派ごとに異なる意見があるため、まずは多くの党派が主張している九六条の改正に取り組む」と明言。九六条改正は昨年末の衆院選後の記者会見で言及していたが、現職の首相が国会答弁で改憲に踏み込んだ発言をするのは極めて異例だ。

環太平洋連携協定(TPP)の交渉参加についても、所信表明演説では言及していなかったが、自民党の高村正彦副総裁から対応を問われて答弁。ただ、党内の反対論に配慮し「参加した場合の影響を精査、分析し、最善の道を求める」と抽象的な表現にとどめた。

2013-01-31

TransPhone


ASUSのPadFone好きの筆者ですが、7インチディスプレイのTransPhoneという製品(中国製)も有るんですね。第2世代(3月発売)でもちょっとショボいスペックです。でも$299.99なら買っても良いかなという価格でもあります。合体して合計488gでちょっと厚みが有るので、上着の内ポケットに入れるのはどうかな?という感じもします。やっぱり5インチのスマホ1本勝負というのが現実的な選択肢だという気がしてきました。

  • OS: Android 4.0 Ice Cream Sandwich
  • CPU: MediaTek MT6577 (Cortex-A9) Dual-core 1GHz
  • RAM: 1GB
  • ROM: 4GB
  • サイズ: 115×59.5×12.5mm (電話) 196×122×18mm (タブレット)
  • 重量: 114g (電話) 374g (タブレット)
  • ディスプレイ: 3.5インチ / 7インチ TFT液晶 マルチタッチ 静電容量式
  • 解像度: 960×540 qHD (電話) 1024×640 WSVGA (タブレット)
  • カメラ: 5MP(背面 CMOS) LEDフラッシュ付 0.3MP(前面)
  • ネットワーク: W-CDMA(1900/2100MHz) GSM(850/900/1800/1900MHz)
  • パケット通信: HSPA, EDGE, GPRS
  • バッテリー: Li-Ion 1450mAh (電話) Li-Ion 2800mAh (タブレット)

2013-01-30

安全の証明などできない訳で…

政権が変わっても流れはできていたようで、と言うより政権が変わったからこそ1年前に『セシウム vs BSE 究極の選択 いい加減な一部の両国民』で書いた流れが加速したのでしょう。またぞろ安全を科学的に検証せずに鬼畜の言いなりになっています。国民の健康を守るお上がこれで増税に堪える(応えるではなく)国民って一体何なんでしょう。
  1. 屈服の唯一最大の理由は「アメリカで出荷される肉牛の大半は生後30か月以下」ということでしょう
     
  2. そして、他のBSE発生国からの輸入も緩和
    → 中国による放射性食品輸入禁止は解除されたのでしょうか?
    → 和牛や豪州産とかが有るのにわざわざ?
     
  3. やっぱり米国産でなきゃ、という勇敢なY丼信者は意に介さないのでしょうね
     
  4. 米国(食)産品の『品質』を信じる馬鹿者こそ狂牛病に罹って嗤われて欲しいものです
『米産牛肉輸入規制 緩和を決定』 【1/28 NHK NEWSWEB】

BSE対策として行われている、アメリカ産牛肉の輸入規制について、厚生労働省は、生後20か月以下の牛に限っている現在の規制を、30か月以下に緩和することを正式に決めました。

この規制緩和で輸入できるようになった牛肉が国内に入ってくるのは、来月中旬以降になる見通しです。

これは、28日に開かれた厚生労働省の専門家会議で決まったものです。

厚生労働省は、アメリカ産牛肉の輸入について、7年前からBSE対策として、生後20か月以下の牛に限って認めています。

しかし、この10年間に生まれた牛で、BSEへの感染が確認されていないことなどから、専門家会議を設けて検討した結果、BSEの病原体が蓄積しやすい小腸の一部などを取り除くことを条件に、来月1日から生後30か月以下に規制を緩和することを正式に決めました。

この規制緩和で輸入できるようになった牛肉が国内に入ってくるのは、来月中旬以降になる見通しです。

厚生労働省によりますと、アメリカで出荷される肉牛の大半は生後30か月以下だということで、現在、年間10万トンほどの輸入量は大幅に増える可能性があるということです。

このほか、カナダとフランスについても生後30か月以下の牛肉の輸入を、オランダについては生後12か月以下の輸入を認めることになりました。

一方、BSE対策として行われている国産牛の検査対象についても、厚生労働省は緩和し、ことし4月から生後30か月以下の牛については検査の対象から外すことを決めました。

2013-01-29

原発推進に必死な読売

バカが「主筆」のこの新聞社がこういう小賢しい努力をするのは有る意味微笑ましくすらあります。「世論が電気料金値上げを嫌って原発容認」などとブルガリア国民を愚弄するような憶測を堂々と公器に載せる暴挙を、有料読者も微笑ましく見ているのでしょうか?
『原発の是非問う国民投票、成立せず…ブルガリア』 【1/28 読売Online】

【ローマ=末続哲也】ブルガリアで27日に行われた原子力発電所の新規建設の是非を問う国民投票は28日、開票作業がほぼ終了。

地元報道によると投票率は21%にとどまり、投票成立に必要な「60%」に届かなかった。原発建設の是非は今後、国会審議に付される。

有効投票の中では「賛成」が6割以上に達したとされ、世論が電気料金値上げを嫌って原発容認に傾いていることを浮き彫りにした。一方、低い投票率は、原発問題が与野党間の政争の色が濃くなった国民投票に多くの国民が反発した結果とみられる。中道右派政権は昨年3月、ロシア企業が受注した国内2か所目の新原発の建設中止を決めた。だが、前政権時代に計画を推進した社会党が反発し、国民投票となっていた。

2013-01-28

寝付き (4) 92睡眠との関係

Gigazine経由で、こんなブログ『高効率睡眠で今後10年の活動時間を7300時間増やす方法』に行き当たりました。筆者と同じ短眠派の方の投稿で、共通するところも多いのですが、以下の点が少し異なります。2週間前の寝付き (2) 本当に無理ですか?』もご参照ください。
  1. 起きる時刻を決める
    → (彼は)一定時間眠ることが前提なので、入眠時刻を決めることになりますが、少し硬直的ではないでしょうか?
    → 筆者は眠くなったら眠る派(92睡眠ご参照)で、夜7時ぐらいから12時ぐらいまでならいつでもOKです
        そして、目を覚ましたら2度寝しないのです
     
  2. 1.より、眠れない時の処方も書かれています
    → 筆者は標題に書いたとおり抜群の寝付き(というより眠くなったら眠る派)
食事の取り方は参考になる点がありますね。

2013-01-27

駆け込み退職 (2) 蓬莱小野市長の暴言?

この県から市に派遣された職員派定年後再雇用要求しているのでしょうか? 詳細不明のためはっきりしたことは言えませんが小野市の蓬莱市長の言い分には引っ掛かるっものがありますね。こういう市の職員のモティベーションは今後とも下がりっ放しなのでしょう。
  1. 駆け込み退職のインセンティブを出しておきながら、「権利」行使者を差別・非難するってのは如何なものでしょう
    → 「気持ちよくフルに勤めたい」というのが対象者の本音では?
    京都府警は感謝状出すんでしょうね
     
  2. いつまで勤めるかは働く者の自由意志で決めるものでしょう
     
  3. 「60歳以上の雇用が大変厳しい時代に、~ 職責を放り投げている。」 これって全然筋が通ってませんよね
     
  4. 自分も公務員でしょうが
『駆け込み退職、感謝状なし・再任用も却下と市長』 【1/25 読売】

自治体職員の退職手当引き下げを盛り込んだ改正条例施行前に、駆け込み退職を希望するケースが全国で相次いでいる問題で、兵庫県小野市の蓬莱務市長は24日の定例会見で、退職の意向を示している同市立学校給食センターの女性栄養士について、「定年退職者に通常出している感謝状は出さず、市での再任用の希望があっても却下する」との意向を明らかにした。

理由は「多額の退職金をもらうことになっているのに、職責を全うせずに損得で動いている」としている。

市によると、栄養士は県教委から同市に派遣されており、市との雇用関係はない。市は毎年、市役所や関連施設で勤務した定年退職者全員に感謝状を出しているが、蓬莱市長は同日、陰山茂・市教育長と話し、感謝状を出さない方針を確認した。蓬莱市長は「60歳以上の雇用が大変厳しい時代に、退職金が70~80万円少ないことだけで職責を放り投げている。そのうえ、市で再任用してくれ、では筋が通らない」と説明。ただ、今年度末まで働くと退職手当が減る仕組みを疑問視する声もある。

定年退職を迎える13人の市職員は、駆け込み退職の希望はないという。同市は県の退職手当組合に加入しており、改正条例案は3月1日に施行する見通し。