2012-03-17

がれき-きずな-なさけないおっさん

Gigazine経由でNews2ちゃんねるというサイトに以下タイトルを見つけました。
『徳島県が震災がれきの広域処理を進める国に反論 「国の基準がおかしい。本来の基準では放射性廃棄物レベルのものも全国に拡散している」』
徳島県の素晴らしい回答は上記サイトか徳島県のH/Pでご確認ください。他の地自体も参考にできるような内容でした。で、その回答のもとになっているおっさんの投稿(?)が以下のとおりなんです。

筆者も、昨年の5月からがれきバラ撒きには反対しておりますが、それにしても最近、週間新潮・ポスト等の原発擁護系のマスコミがこのおっさんのような論調になっていて困ったもんです。
  1. 「無知」はおっさん、あんただよね
    → なおかつ「無礼」
  2. 「恥を知れ」とか伊集院静のマネして恥ずかしくないの?
  3. 「東京を見習え」って「石原慎太郎を見習え」ってことね
    → フクシマに発電させていた東京人は受け入れるべきとも思えますが、それにしても全員が賛成という訳でも…
[恥を知らない無知な東京の(?)おっさん の いちゃもん]
登録・更新日:2012-03-15
60歳 男性
タイトル:放射線が怖い? いいえ本当に怖いのは無知から来る恐怖
東北がんばれ!!それってただ言葉だけだったのか?東北の瓦礫は今だ5%しか処理されていない。東京、山形県を除く日本全国の道府県そして市民が瓦礫搬入を拒んで
いるからだ。ただ放射能が怖いと言う無知から来る身勝手な言い分で、マスコミの垂れ流した風評を真に受けて、自分から勉強もせず大きな声で醜い感情を露わにして反対している人々よ、恥を知れ!!
徳島県の市民は、自分だけ良ければいいって言う人間ばっかりなのか。声を大にして正義を叫ぶ人間はいないのか? 情け無い君たち東京を見習え

2012-03-16

巨人軍 (4) 拝金球団の言い訳

逆指名制度の期間中に6選手に36億円、ってお金持ちですねー。こんな感じですかね。

  1. この球団にはマナーが無いような気がします
  2. 皆が知っていることを、具体的金額で見える化してくれた朝日さん、ありがと
  3. どうせ契約金以外にも在学中の「栄養費」を始めとするカネが動いたんでしょうね
  4. 栄養費と言えば、バカナベツネは当然関与しているんでしょうね
  5. 朝日さんには他球団の分も暴いてもらいたいですね

2012-03-15

『「作業の質に問題」 東電柏崎刈羽原発の耐性検査審査せず 大量誤記載で枝野経産相』 【産経 3/13】

さすがの、猪八戒・ゲッペルス・枝野も、ここまでおバカな会社の出した書類など信用できる訳はないようです。と、表向きは行っても、推進の経産省ですから、はんあいん(ぜんいんあほ)にヤラセて再稼動に持ち込むこことが容易に予想されます。
「作業の質に問題」 東電柏崎刈羽原発の耐性検査審査せず 大量誤記載で枝野経産相
【産経 3/13】
東京電力柏崎刈羽原発1、7号機(新潟県)の耐性検査(ストレステスト)の1次評価結果報告書に大量の誤記載が見つかった問題で、枝野幸男経済産業相は13日、「東電の作業の質全体に問題があったと疑念を抱かざるを得ない」と述べ、東電が再発防止策をまとめるまでは審査に入らない考えを示した。閣議後の記者会見で明らかにした。
東電は12日、2月までに見つかった158カ所に加え、新たに81カ所の誤りがあったと原子力安全・保安院に報告。使用済み燃料プールへの注水機能を維持できる揺れの強さの計算ミスなども含まれていた。
枝野氏は「誤りの数が桁違いで、内容も本質にかかわりかねない。安全性に対する企業姿勢について、しっかり見直す」と述べた。
定期検査で停止中の原発は、1次評価結果について国から妥当との判断を受けることが再稼働の前提となっている。

2012-03-14

韓国でも原発事故は隠蔽が基本

アジア人のメンタリティなのでしょうか、お隣、それも福岡から200kmの距離にある原発の話です。3/13に中日新聞が伝えたのは、『韓国の国家機関、原子力安全委員会は13日、韓国南部・釜山にある古里(コリ)原発1号機で定期点検期間中に外部電源が供給されず、非常発電機も作動しない事故が発生しながら、電力事業者の韓国水力原子力が1カ月以上報告しなかったと明らかにした。』ということです。このために『4日から再稼働していた1号機の停止を緊急指示した』そうです。

やっぱり人間の手に負えないものだと思いますけどね。

2012-03-13

B層の医者

いるんですよね、こういう趣味の悪いのが。偏差値も低そうだし、国家資格剥奪でどうでしょうか?

フェラーリ自慢の医師、市道を84キロオーバー 【2012年3月8日18時22分  読売新聞】
高級スポーツカーのフェラーリで制限速度を84キロ超えて走行したとして、福岡県警は8日、同県大川市の男性医師(50)を道交法違反(最高速度違反)の疑いで福岡区検に書類送検した。
医師は座席後部に置いたビデオカメラで走行中の様子を撮影した後、インターネット上の動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開しており、匿名の通報で発覚した。
発表によると、医師は昨年4月24日午前7時35分頃、福岡市東区香椎照葉3の市道(制限速度時速40キロ)で、フェラーリを時速124キロで運転した疑い。同月下旬に、ユーチューブに動画を投稿しており、「フェラーリの良さを広め、乗っていることも自慢したかった」と話しているという。
県警はビデオに映った景色の動きなどを分析し、速度を計算。医師の行動が極めて悪質と判断し、「厳重処分を求める」との意見を付けた。

2012-03-12

フクイチに振り回された1年 (2) あと何年こんな不自由な生活を?

昨年3/14にN95のマスクを購入してから、とにかく体内への放射性物質取り込みにだけは注意してきました。外食もめっきり減ったし、牛肉は摂らず、乳製品も控え、すしは日本海側で1回食べただけです。以下ISRNの記事や、西日本新聞の特集を読んでいると、やっぱり(遅くとも老後の)国外疎開が現実味を帯びてきます。



放射能汚染は長期化、日本は食品の厳重な監視を 仏専門機関 【2/29 AFP】
フランス放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は28日、昨年3月の東京電力(TEPCO)福島第1原子力発電所事故について、放射能汚染レベルはこの1年間に急激に低下したものの、汚染は慢性化し、長期にわたって続くとの見解を示した。
IRSNによると、主な放射能漏れは3月12~25日の計約15件の事故で発生したが、最大の放射能漏れは恐らく3月15日以前に発生した。
セシウムの総放出量は推定で5万8000テラベクレル(テラは1兆)。これは1986年のチェルノブイリ(Chernobyl)原発事故における放出量の3分の1弱にあたる。なお、セシウム137の総放出量は推定2万1000テラベクレル。
セシウム137に汚染された約2万4000平方キロのうち、1平方メートルあたり60万ベクレルの安全基準を上回ったのは600平方キロに過ぎず、これもチェルノブイリ事故の場合を大きく下回る。
ただし、福島第1原発から最大250キロ離れた場所でも、雨などにより放射性物質が蓄積された「ホットスポット」が依然として残っている。
これまで、事故が直接的な原因となった死亡例や病気の報告はないが、市民や救急隊員や福島原発作業員への長期的な影響については不明だとIRSNは強調している。
IRSN危機管理部門のディディエ・シャンピオン(Didier Champion)氏は、慢性的な低線量の被曝が続く恐れがあり、注意しなければ累積被曝量は増えていくと指摘し、日本は果物、ミルク、キノコ類、狩猟した動物、魚介類の厳重な監視を継続することが死活的に重要だと述べた。(c)AFP/Laurent Banguet


原発事故の放射性物質 【ワードBOX 西日本新聞】
東京電力福島第1原発事故では、汚染水の流出に加え、水素爆発による放出後に直接落下したり、地上に落ちた後に雨や雪で洗い流されたりして放射性物質が大量に海に入った。ヨウ素131や、セシウム134と137が代表格。ヨウ素131は半減期が8日と短いが、セシウムは134が2年、137が30年と長い。セシウムは筋肉に蓄積しやすく、魚からの検出が多い。原発沖の海底では毒性が極めて強いストロンチウムやプルトニウムも確認されている。
(2012年3月9日掲載)
東日本大震災1年 海の汚染 放射性物質 食物連鎖 魚に濃縮 ほか
史上最悪レベルとなる大量の放射性物質をまき散らした東京電力福島第1原発事故。大気中への放出や汚染水の流出などで、陸だけでなく海や川にも深刻な汚染をもたらした。除染は事実上不可能。長期間にわたって魚介類に蓄積し、漁業や私たちの暮らし、生態系への影響も避けられない

●放射性物質 食物連鎖 魚に濃縮

事故発生から半月余りの昨年4月初め、コウナゴ(カナギ、イカナゴの幼魚)の放射性ヨウ素の値が全国に衝撃を与えた。1キログラム当たり約4千ベクレル。その後も検出が相次ぎ、同1万ベクレル以上も。魚介類を測定する動きが広がり漁の自粛も余儀なくされた。

検出はアイナメなどにも拡大し、より半減期が長いセシウムが問題になった。食卓をにぎわす海の恵みは一転、消費者の不安を集めた。

▼生態系を循環

放射性物質はどのようにして生物に取り込まれたのか。

東京海洋大の石丸隆教授によると、海に流出した放射性物質は食物連鎖を通じ、プランクトンから海面近くの中型・大型の魚に段階的に移行する。死骸やふんが海底に沈んだ後で、ゴカイなどの底生生物に取り込まれ、それを食べる海底の魚にもたまって濃縮する。石丸さんは「海底の生態系の中で循環し、なかなか希釈されない」と話す。

事故後に東京海洋大が福島沖で実施したさまざまな生物の調査が、それを裏付けている。

昨年7月の調査では、魚の餌となるプランクトン1キログラムからセシウム134と137を合計で最高669ベクレル検出。ウニの仲間からは1キログラム当たり854ベクレルを検出した。10月の調査では、海中をただようプランクトンの値は1桁下がったが、海底にすむウニの仲間は同582ベクレルだった。「それほど低くなっておらず、底生生物の汚染が続いている」と石丸さんはみる。

▼海底で高濃度

私たちが食べる魚も気掛かりだ。水産庁によると、海面近くを回遊する魚のセシウム濃度は下がる傾向にある。東日本沖合の太平洋では、サンマやカツオが夏に同10-20ベクレル程度の最高値となったが、その後は低下。今年に入ってサンマはほとんどが同1ベクレル未満、カツオは同1-2ベクレルだ。

一方、底生生物を食べるアイナメは、福島沖で昨年7月に同3千ベクレルの最高値を記録。ほかの海域では低下したが、福島沖では今年に入っても同千-1700ベクレルと高い値も出た。海底にすむシロメバルも、昨年7月と今年2月、福島沖で同3千ベクレル超のものを確認。海底の魚は事故から1年後も、場所によって濃度が高い実態を浮き彫りにするデータだ。

汚染の元になった海水の状況はどうか。全国の原発周辺の海で放射性物質を調べている海洋生物環境研究所によると、福島沖の海水のセシウム137濃度は事故前に1リットル当たり1-2ミリベクレルだったが、事故後は数万倍の同数十ベクレルに跳ね上がった。宮城や茨城沖にも汚染は広がった。

最近では福島第1原発から30キロ離れると、高くても同数十ミリベクレルと事故前の数十倍に落ち着いた。とはいえ元のレベルには程遠い状況。同研究所の日下部正志研究参与は「いつかは分からないが、最終的には海水が希釈されて以前の水準に戻る」と話す。

▼まだらに分布

やっかいなのは海底の泥などの堆積物だ。日下部さんは「放射性物質は粘土質に吸着されやすい一方、砂地の濃度はそれほど高くない。海底にも局地的に高いホットスポットがあり、まだらに分布している」と話す。

文部科学省の委託で同研究所などが実施した海底土の調査では、セシウム137は、宮城・牡鹿半島の東側で一貫して濃度が低い一方、牡鹿半島の南側では1キログラム当たり数百ベクレルの高濃度で推移。茨城沖は同300ベクレルほどまで上昇傾向を示す場所もあれば、同数百ベクレルから数十ベクレルの間での乱高下もみられ、場所や時期によりばらつきが大きい。

事故前は、宮城から茨城沖の海底土はどこも同数ベクレル程度で、汚染のひどさは明白だ。

海底土は海水より調査が難しい面もある。採取場所が100メートルしか離れていなくても、土の質が違うと値が大きく変わる。継続調査しようとしても風や潮の影響で調査船の位置がずれる。個々の数値だけでなく長い傾向を見る必要がある。

▼長期影響必至

事故以来、福島沖では漁が自粛され、地元は再開を待ち焦がれる。消費者も食卓に安心が戻るのを期待する。ただ1986年に旧ソ連で起きたチェルノブイリ原発事故を見ると、全ての生物が以前の状態に戻るのはかなり時間がかかりそうだ。

同研究所によると、チェルノブイリ事故後、福島沖の海水の放射性物質濃度は急上昇し、約1カ月後に最も高くなった。一方、魚類の濃度は、海面近くにすむスズキが5-6カ月後、底にすむマダラは約9カ月後にピークに。その後の下がり方も魚種で差があり、スズキは事故後1年半以上、マダラは2年半かかって以前の濃度まで戻った。

しかもチェルノブイリは日本から遠く離れており、海の汚染は大気経由だけだった。日下部さんは「今回は海の放射性物質の量がはるかに多く、生物の濃度変化が同じパターンで推移するかどうかも不明だ。いずれにせよ生物への蓄積がはるかに長く続くのは確実だ」と指摘する。

海は陸と違い除染ができず、モニタリング以外に影響を把握するすべはない。将来にわたる長い取り組みが待ち受けている

2012-03-11

フクイチに振り回された1年

1年前のアップ内容を振り返ってみますと、以下のような感じです。
  • 3/13 原発の行く末が大変心配
  • 3/16 他の原発も地盤自体が悪い所に建造されている例もあり、こんなに不安を感じたことは生まれて初めて
  • 3/18 福島の皆さんは、一刻も早く安全な場所(西か県外遠く)に避難された方が良い(しなければならない)状況なのだと思います
この間、確か3/14にN95のマスクを購入した覚えがあります。

また、(今日の)3/11付中国新聞には、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長の『事務局長として踏み込んだ発言』が掲載されています。傍観者としては全うな発言に聞こえます。
  • 事故拡大の背景に経済産業省原子力安全・保安院の東京電力に対する監督不足など「数々の人為的ミスがあった」
  • 福島事故で世界の人々が原子力発電に「不安を感じたのは間違いない」
  • 日本での新たな原発建設の可能性についても「国内世論が受け入れるような雰囲気にはないと感じている」
  • 特に大きな失策として保安院の東電への監督能力不足を挙げ、非常事態に備えた機材の備蓄や要員の訓練状況を「本来ならばしっかり監視できたはず。関係者の意識が甘すぎた」と批判しています
  • 日本政府の事故直後の対応にも触れ、意思決定や事故情報の発信に「問題があったと思う」
  • 事故で世界の原発への信頼は大きく損なわれたとし、日本国内での原発建設をどうするかは日本の判断としながらも「日本では(運転停止中の)原発の再開さえ難しい。新規建設が困難なのは分かる」
一方、先週のNHKスペシャル「原発マネー」における撮影スタッフに向けた草野孝楢葉町長の以下コメントが現地の悲しい実情なのでしょう。
  • 原子力に代わる就職口、雇用の場はあるのかと言ったら、ないんだから…