2012-06-09

イー・モバイルの新製品発表:GL04P、GT01、GS03

6/6の発表をネットで見ました。モバイルWi-Fiルーター「Pocket WiFi LTE(GL04P)」と、タブレット「GT01」、既発表のスマホ「GS03」です。

Huawei製のルーターGL04Pは、下り最大150Mbps/上り最大50MbpsのLTEの“Category 4”に対応していますが、今年中の周波数帯域をゲットできるまでは75/32.5Mbpsで我慢ということになりますね。それより、75Mbpsで良いので早くLTEスマホを出して欲しいものです。

2012-06-08

Vanquish → DBS → (AM310→) Vanquish : 写真は時系列です


この前 Concorso d'Eleganza Villa d'Este で出展されたAM310の正体は2013 Vanquishなんですね。標題の流れは、順にイアン・カラム → ヘンリク・フィスカー → マレック・ライヒマンのデザイナーによるものです。マレックによるこの新型のデザインは、DBSのマイナー程度のインパクトしか無く、代わり映えしないような気も…

そんな中でもリアの変化が大きく、One77のフレーバーを感じますが、パッと見ではリアはDBSの方(写真2枚目)がカッコ良いと思います。
エンジンはチューンアップされ、カーボンコンポジットもDBSを凌ぐ割合となることが予想されますので、それでも乗ったら気持ちいいでしょうね。Youtubeで聴くエンジンサウンドはDBSとよく似ていて好みです。

今回はデビュー時期の関係から、先2代と違ってボンドカーにはならず、もうじき公開の007はビンテージアストンと聞いています。

でも、全部所有したい!






2012-06-07

日和る橋下、大飯原発の次は?

橋下さんが断腸の思いなのかどうか、どうするつもりなのかは預かり知りませんが、中途半端な限定再稼動とか首を傾げざるを得ません。関西広域連合とかヤクザ顔負けの名前で中途半端な対応は仁義上どうなんでしょうか。

ところで、福島第2原発の4基の原子炉は定期点検でなく、地震・津波で停止中なんですよね。大飯のように定期点検中だったら、同じような理屈で再稼動になったんでしょうか? 県として終わっている福島の地元(の人たち)は、おおい町議会のように再稼動に賛成したんでしょうか? 関西地方だけが地元じゃありませんよ。少なくとも500km圏内ぐらいの住民の総意を確かめてから日和ってくださいね、橋下さん。

2012-06-06

低クオリティペーパー、無責任なマスコミ

原発推進派のこの「クオリティペーパー」が理解不能な情報を発信しています。最後の2パラはお決まりのような、”核実験時代の方がヒドかった”のに、「がんや白血病が多いわけではない」とし、さらには、意味不明な「風評被害」という言葉を持ち出して締めています。アホな文系の記者が書いたとバレバレの、こんな低レベルな「ブログ」記事を許していて良いのでしょうか? 相変わらずのクオリティぶりです。
『放射能と食卓(震災取材ブログ)@福島・南相馬』 【6/1 日経Web】

家庭での食事による放射性物質の内部被曝(ひばく)はどれくらいなのか――。福島県民にとって関心の高い検査結果が5月14日、公表された。検査を実施したコープふくしま(福島市)によると、福島県内の100世帯のうち、1キログラム当たり1ベクレル以上の放射性セシウムを検出したのは10世帯だった。しかし、4月に施行された食品の新基準で定める年間被曝量の上限値(1ミリシーベルト)を大きく下回った。

科学的に福島県民の食卓の安全性が実証されたのは大きな一歩だ。しかし取材で様々な人から話を聞くと、子供を持つ家庭を中心に、内部被曝への不安を払拭するにはなお一層の時間がかかると感じることが多い。

「ただちに健康に影響はない」「暫定規制値でも安全だが、より一層安全を確保するために新基準値を導入する」。放射能で汚染された農産物の出荷などを巡って自治体は混乱し、健康への影響を説明する政府の言葉も要領を得ない。政府が公開する情報への不信もあって福島県内の消費者の警戒心は依然として強い。

「震災前までは野菜をスーパーで買ったことがなかったのに」。東京電力福島第1原子力発電所から約28キロメートル離れた福島県南相馬市原町区内の食品スーパーで買い物をしていた農家の女性(77)は、複雑な思いで野菜を購入する毎日を送る。

同じく南相馬市に住む主婦(60)も震災前は地場の野菜を購入したり、自宅の畑で育てた野菜を食べたりしていたが、震災後はほとんど食べなくなったという。「以前は井戸水を利用していたが、飲まなくなった。食費はかさむ一方だが、安全のためには仕方ない」とため息をつく。

コープふくしまの検査を担当した特定非営利活動法人(NPO法人)「放射線安全フォーラム」の多田順一郎理事は「1960年代には米ソの核実験で放射性セシウムや放射性ストロンチウムが毎月1平方メートル当たり数十ベクレルから多いときで数百ベクレルほど降っていた」と指摘。「今の50~60代はそういう食品を食べた世代だが、がんや白血病が多いわけではない」と冷静な対応を呼びかける。新基準値も「放射性セシウムが検出されたからといって、影響が少ないものを捨ててしまうことがよいのかもう一度考えて欲しい」と訴える。

風評被害は終息の兆しが見えない。しかし、震災から1年が経過した今、消費者は自分にとって何が「食の安全」なのか、自分なりの回答を見いだす時期に来ているのではないか。今回のコープふくしまの結果などを踏まえて、消費者一人ひとりが冷静に判断することが、結果として風評被害の払拭につながるはずだ。(篠原英樹)

2012-06-05

フクシマNPOの毒入り桑の葉パウダー

今年の4月までの基準値は、言わば全面核戦争等で食べるものが無い時の値だと理解しています。ラストパラのNPO法人のコメントは、確信犯以外の何者のものでもなく、さらに産地偽装しようがしまいが有罪は免れないことは明白です。さらに、「絆」の名のもとに訴える人はいないと踏んでいるフシもあり、この点を加えて重犯と言っても良いでしょう。



『「桑の葉パウダー」基準値超え 福島、自主回収を要請』 【6/2 産経】

福島県は1日、二本松市産の桑の葉を粉末にした食品「桑の葉パウダー」から国の新基準値(1キログラム当たり100ベクレル)を超える390ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。

既に約千袋が出荷されており、県は、製造した二本松市のNPO法人に自主回収を要請した。都内に流通している商品を国が検査し判明、県に連絡があった。

県によると、桑の葉は昨年夏以降に収穫、乾燥させた。自主検査では当時の国の基準値、同500ベクレルを下回っていた。

3月末までに袋詰めしたものは旧基準値をクリアしていたが、同じ材料で4月以降に袋詰めされた商品は新基準が適用され、自主回収の対象となった。NPO法人は「昨年収穫して乾燥させたものなので、昨年の基準値が適用されると思っていた」と説明しているという。

2012-06-04

大飯原発の再稼動という大罪

情けない関西広域連合の腰砕けによって、再稼動されそうな雰囲気ですが、ちょっとこれぐらいは言っておきたいものです。

  1. 議論のスタートが遅すぎ
    → 安全保証が全くできていない
     
  2. 事故発生時の対応への言質を!
    → ヨウ素罪・水・避難手段/場所、Speedi情報即刻開示
    → 被曝・操業補償の考え方とタイムリーな実行計画(含:財源)
     
  3. 電力需要の再検証を!
    → 即脱原発なら既に算定済のハズ
    → 大飯なんか再稼動しなくても本当は足りるんでしょう
要するに、安全神話を復活させ、事故が起きても誰も責任を取らないというところが「人間失格」だと思うのです。フクシマで苦労されている人たちの意見ももっと聞きましょうよ。

2012-06-03

『放射性物質 40日で地球1周』 【5/29 NHK NEWS WEB】

こういう調査を陸海空全てに行い、獲ったり育てたりしてはいけない食品を早く特定して欲しいものだと切に思います。本当のことを言うと、3-40年前の大気圏内核実験が盛んだったころにもやって欲しかった調査です。結果をもっと早く公表していれば、そもそも原発がこんなに沢山有ったはずもなく、ガンで亡くなる人の数も、ここまで多くはなかったのではないでしょうか?


『放射性物質 40日で地球1周』 【5/29 NHK NEWS WEB】

東京電力福島第一原発の事故で、大気に拡散した放射性物質が、およそ40日間かけて地球を1周し、世界中に広がった可能性が高いことが、福島大学の研究グループの調査で分かりました。

気象学が専門の福島大学の渡邊明教授の研究グループは、原発事故のおよそ2か月後の去年5月から福島市の大学の屋上で、大気中の放射性物質について毎日、調査を行いました。

ことし4月までの調査結果によりますと、調査開始からの1か月間の大気中の放射性物質の濃度は1立方メートル当たり平均で0.0048ベクレルでしたが、およそ10か月後のことし3月では、およそ0.0007ベクレルで85%程度減少したということです。また、全体的には濃度が下がっている一方、40日周期で増加と減少を繰り返していることが分かったということです。

研究グループは、拡散した放射性物質が大気と共におよそ40日間をかけて地球を1周し、世界各地の地上にちりなどと共に落ちるなどして、徐々に減少している可能性が高いとしています。

渡邊教授は「放射性物質が世界中にどう拡散し、それぞれの国にどのように影響するのかを明らかにできる可能性がある」と話しています。

この調査結果は茨城県で開かれている日本気象学会で29日、発表されます。