2012-07-28

早く法廷に!

少し前にも裁判を熱望と書きました。以下記事にある「事故を予測できた可能性を否定する意見が多い」という屁理屈で立件の困難さなど語られても困りますね。そんなことより、事故発生時・後の言動・執務態度等で裁いて欲しいですね。被曝の被害は厳然たる事実ですからね。

『福島事故の刑事責任告訴、検察が近く受理』 【7/24 中国新聞】

東京電力福島第1原発事故に関し、国や東電側に刑事責任があるとして、福島県内の住民や各地の市民団体が業務上過失傷害容疑などで提出した告訴や告発について、検察当局が近く受理することが24日、検察関係者への取材で分かった。

関係者によると、これまで全国の地検に20件以上の告訴や告発があったが、政府や国会などそれぞれの事故調査委員会の結果が出そろうまで受理を留保してきた。

残っていた政府の事故調査・検証委員会が23日に最終報告を公表したため、近く手続きを始め、捜査に乗り出す。東京地検が指揮し、福島など各地検と連携する方針。

ただ、検察内部では、事故のきっかけが東日本大震災だったことから、国や東電が事故を予測できた可能性を否定する意見が多い。住民らが受けた傷害が、事故によるものと特定できるかどうかも不透明で、「立件は困難」との見通しが広がっている。

事故をめぐっては、市民団体が昨年7月に、業務上過失傷害容疑などで菅直人首相(当時)ら6人に対する告発状を東京地検に提出。

今年6月には、福島県民ら約1300人が、東電の勝俣恒久前会長らについて業務上過失致死傷容疑などでの告訴状を福島地検に提出したほか、同県浪江町も東電の告発を検討している。

2012-07-27

中電会長のコメント

三田会長にはこう言ってやりましょう。勝俣・八木と同じ臭いのムジナでしたね、中でも一番みすぼらしいですね。原発依存度の低い会社なので、二人ほど見苦しくはないかも知れませんが…
  1. 謝るだけにしておいたら?
     
  2. 社員を庇わずに処分したら?
     
  3. 電力会社の発言は別枠でやったら?

『「不適切発言あった」 中部電会長、聴取会の社員発言で陳謝』 【7/23 産経】

中部経済連合会の三田敏雄会長(中部電力会長)は23日、中部電の社員が政府のエネルギー政策に関する意見聴取会で原発推進を主張したことに「痛みを感じる方が非常に多い中で、不適切と言わざるを得ない発言もあった」と陳謝した。

その上で、社員が身分を明らかにして個人として発言したこと自体は「(主催者側と)最終段階まで確認しながら参加したと聞いており、是非を申し上げにくい」と述べた。

政府が聴取会で電力会社の社員の発言を認めない方針を示したことに対しては「いろんな立場の意見をまとめていくことが大切になるのではないか」と疑問を呈した。

2012-07-26

ストロンチウム登場!

別に待望していた訳ではありませんが、半減期30年弱が体内に入ると生物学的半減期が50年に伸び、β崩壊を起こすストロンチウムがようやく記事に登場しています。 しかし1年半遅れの発表というのも何だかなぁものです。こんな感じでしょうか?
  1.  半減期50日程度のストロンチウム89による内外被曝は全く計測されないのでしょうね
     
  2. プルトニウムや他の核種も、文科省が「主要な核種の検査を優先」したため未計測なんでしょうね
     
  3. 1960年代は平時の1,200倍以上の濃度だったのですね
    政府が隠蔽したんですよね
     
  4. 将来の日本人の平均寿命は確実に90歳を越えるのでしょうね
    → 1960年代に被曝した人たちが沢山ガンで亡くなっているのに今の平均寿命ですからね
    → 喫煙率も下がっているのにガンがふえているのはこの時代の放射性物質の影響が大きいのでしょうね
『福島原発事故由来のストロンチウム、10都県で初確認]』 【7/24 朝日】

写真東京電力福島第一原発の事故後、大気中に放出された放射性ストロンチウム90が福島、宮城両県以外の10都県で確認された。文部科学省が24日発表した。茨城県では、2000年から事故前までの国内の最大値を20倍上回る1平方メートルあたり6ベクレルが検出された。これは大気圏内核実験が盛んだった1960年代に国内で観測された最大値の60分の1程度になる。

原発事故が原因と確認されたのは岩手、秋田、山形、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川の10都県。いずれも昨年3~4月に観測された。事故で放射性セシウムが広範囲に拡散したことから、ストロンチウム90についても拡散が予想されていたが、国の調査で、宮城、福島両県以外で原発事故によるストロンチウム90が確認されたのは初めて。

文科省が発表したのは、1カ月間に屋外の容器に降下してたまったちりに含まれるストロンチウム90の量。2010年4月から11年12月にかけ、47都道府県の測定所で月ごとに調べた。

1平方メートルあたりの降下量が最も多かったのは茨城県(測定所・ひたちなか市)で6.0ベクレル。群馬県(前橋市)の1.9ベクレル、山形県(山形市)の1.6ベクレルと続いた。10都県で原発から最も遠い神奈川県(茅ケ崎市)は0.47ベクレルだった。

00年から原発事故までの最大値は06年2月に北海道で観測された0.30ベクレルで、茨城県の観測値はその20倍。10都県の値はいずれも0.30ベクレルを上回り、事故直後に観測されたため、原発から放出されたものと判断した。

過去のストロンチウム90の観測値は、1963年の仙台市での358ベクレルが最高。核実験の実施回数が減り、その後は減少を続けたが、86年、旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の影響で一時上昇し、秋田県で6.1ベクレルを観測した。今回の茨城県もほぼ同じ値で、健康への影響はほぼないと専門家はみている。

文科省によると、宮城県は津波の影響で測定施設のデータが修復できず、福島県は施設が警戒区域内にあって分析環境が整わず、いずれも公表できなかった。ただ、福島県分は今後集計する。両県では、昨年6月の文科省の土壌調査で原発から放出されたストロンチウムが確認されている。

文科省はこれまで、ストロンチウム90の降下量をほぼ1年遅れで発表しており、昨年3月の観測値は今年1~3月ごろに公表されるはずだった。公表が遅れた理由について、文科省の担当者は「事故の影響でセシウムやヨウ素など主要な核種の検査を優先したため、ストロンチウムの分析が遅れた」と説明している。

2012-07-25

「安全神話にとらわれて」

政府の事故調査・検証委員会(畑村洋太郎委員長)が最終報告を公表しています。東電のものまで含めると4種類有るそうですね。東電のものを除いても大事なポイントについて食い違いも見受けられますので、早く法廷に関係者を招き、裁いてもらいましょう。

タイトルの言葉は畑村委員長のコメントからの抜粋ですが、受け取った野田総理自身が、大飯原発再稼動に責任を持つとか、「安全神話にとらわれて」いることは国民全てが知っています。それにしても「再発防止に向けて万全を期して取り組んでいきたい」などと笑止もいいところです。

2012-07-24

淡水中の放射性セシウム

川、湖沼、潟等には、こうして放射性セシウムが堆積するんですね。他の県はどうでしょうか? まさか鉛の板で覆ってベクレルを計っているとか… こういった場所で獲れた川魚を食べるのは、水銀だらけの昔の水俣湾の魚を食べることと同義です。やはり地名で忌避するのが一番でしょう。
『牛久の川岸で1万3200ベクレル 市民団体が報告』 【7/23 東京新聞】

東京電力福島第一原発事故による霞ケ浦や流入河川の放射性物質の汚染状況を調べている茨城県の市民団体「いのちの水・霞ケ浦を守る市民ネットワーク」は二十二日、土浦市民会館で報告会を開き、市民約百三十人に調査結果を説明した。

調査は四月下旬~六月下旬、備前川(土浦市)、新川(同)、小野川(つくば、牛久、稲敷市)、清明川(阿見町、美浦村)の計約六十地点で実施。川岸や河川中央付近の川底の泥を採取し、放射性セシウム濃度(一キログラム当たり)を一緒に活動している常総生活協同組合の機器で測定した。

最も高かったのは、小野川の岡田橋(牛久市)の川岸で一万三二〇〇ベクレル。次いで新川の天王橋(土浦市)の川岸で一万一五〇〇ベクレル、備前川の岩田橋(土浦市)の川岸で九九八〇ベクレルが検出された。

市民ネットワークの飯島博代表は「市民と行政、研究機関が協力し、(汚染状況を)さらに詳しく調べて対策を講じる必要がある」と訴えた。調査結果はNPO法人「アサザ基金」のホームページにも掲載されている。

2012-07-23

鉛カバーによる隠蔽工作

極めて日本的な行動だと思います。事故以来の政府・東電の言動・マスコミによる大本営発表等全てと一致した本末転倒の一例でしょう。事故の影響は大変なものであるのに、そうでないというデータを示すというパターンです。安全デマの一つでもあります。こうでもしないと自分のところの仕事が無くなるということも背景にあったのでしょう。原発一神教の影響はこんなところにも有るということです。やっぱり食品の偽装も広く行われていると考えておいた方が良いのでしょうね。
『原発作業9人の鉛カバー使用認める 建設会社役員』 【7/21 日経】

東京電力福島第1原発事故の収束作業を請け負った福島県の建設会社「ビルドアップ」(和田孝社長)が、作業員の警報付き線量計(APD)を鉛のカバーで覆っていたとされる問題で、同社は21日、9人がカバーを使用したと役員が認めていることを明らかにした。

ビルド社は、カバー使用を指示した役員から和田社長が電話で聞き取った内容を公表した。聞き取りによると、カバーで覆って使用したのは1度で、その後は使わなかったという。作業は資材運搬などで、3時間程度だった。

役員は「事前に現場に行った際、APDの音に驚き、鉛防御のイメージが頭の中に浮かんだ」と話し、和田社長が認識について尋ねると「申し訳ありません。その時は測定器の遮蔽しか考えつかなかった」と答えたとしている。

関係者によると、指示したのは50代の役員。昨年12月1日、作業員宿舎で作業員に鉛板で作ったカバーを示し、翌日の作業で装着するAPDをカバーで覆わせた。

累積被曝(ひばく)線量が高くなった役員が、遮蔽効果が高いとされる鉛でAPDを覆って線量を偽装しようとし、自分だけ装着した場合、1人だけ極端に線量が低くなって偽装が発覚するのを恐れたとみられる。

ビルド社が請け負っていたのは、汚染水を処理する設備の配管が凍結しないようホースに保温材を取り付ける作業。作業現場付近の空間線量は毎時0.3~1.2ミリシーベルトだった。工期は昨年11月下旬から今年3月。

ビルド社は東電グループの東京エネシス(東京)の下請け企業。厚生労働省は労働安全衛生法違反の疑いもあるとみて調査を進めており、21日に福島労働局などが第1原発内の関係先を立ち入り検査。東京エネシスの作業員の名簿などの書類を確認した。〔共同〕

2012-07-22

HUAWEI myTouch Q U8730


HUAWEI myTouch Q U8730を発表!!
T-Mobile USAから8月に発売だそうです。イーモバイル、出してくれませんかね。CPUも最速でなくても良いです、QWERTY物理キーボードさえ有れば。
  • サイズ:H124.46×W63.50×D14.22(mm)
  • 質量:約185g
  • OS:Android 2.3.x Gingerbread  Version
  • チップセット:Qualcomm MSM8255T Snapdragon(Single-Core)
  • CPU動作周波数:1.4GHz
  • GPU:Qualcomm Adreno 205
  • ディスプレイ:約4.0インチWVGA(800*480)液晶
  • RFID:非対応
  • テザリング機能:対応
  • 電池パック容量:1,500mAh