2012-09-22

尻拭いができない会社が上場していて良いの?

JALが再上場という茶番劇を見ていて、国有企業が上場を維持することに違和感を覚えます。

どう考えてもフェアではないですよね。国が51.1%も税金で株式を保有するブラック企業(公社と言ったほうが良いのでしょうか?)が、被爆者や経済的・精神的な苦痛を受けた方々にほとんど補償ができず、のうのうと上場を続けているということが受け入れ難いという善良な国民は多いでしょう。年金減額もせいぜい2割に留まりますしね。歴代の役員は禁治産者にすべきだとも思います。やっぱり昨年の8月24日に、上場60周年を記念して退出させるべきでしたね。

2012-09-21

出ました、神奈川県の子どもイジメ (10) 川崎市教委の後ろで糸を引く阿部市長

神奈川県の子どもイジメには度々川崎市教委が登場しますが、やっぱりこの市長あっての市教委だったようです。フクシマ出身で、科学的・論理的・道徳的・人道的に破綻しています。正直言って基地外の類だと思われます。これは在住の親御さんたちによるリコールしかないでしょ、
『川崎市の阿部孝夫市長が「教育的側面からセシウム食品を給食で使う」』【9/13 税金と保険の情報サイト】

■ 教育的側面からセシウム食材
放射性物質を含む食品については、特に子どもへの影響が心配される。そんな中、セシウムが検出された冷凍ミカン、リンゴ缶詰について、川崎市の阿部孝夫市長は「教育的側面」から給食に使う、と語った。

■道路では車にぶつかる危険性がある
川崎市では給食用に仕入れた神奈川県産の冷凍ミカン、山形県産のリンゴ缶詰から、放射性セシウムが検出された。冷凍ミカン9.1ベクレル/kg、リンゴ缶詰1.6ベクレル/kgと、いずれも国の定めた安全基準値である100ベクレル/kgを大きく下回る。

ただ、子どもについては内部被曝の危険性を指摘する専門家も多い。また、セシウムについては検査がされているが、より内部被曝の危険性が高いとされるストロンチウムやプルトニウムについては検査さえされていない。セシウムが含まれる状況であれば、その含有が疑われる。

こういった状況から、セシウムが検出された食材を給食に使用することを心配する声が保護者などから上がっているが、阿部市長は記者会見の席で「危険の中で生活していることを子どもたちが知ることが大事」と回答。さらに

このレベルでビクビクする教育をすることが間違い」とし、「道路では車にぶつかる危険性があり、すれ違ったあかの他人に刺される可能性もある。だから人とすれ違うな、と教育しますか?」などと語って、物議を醸した。

■危険を教えるために毎日道路に飛び出すか?
ネット上では、この発言をめぐって、厳しい意見が飛びかっている。「車が危ないことを教えるために、毎日道路に飛び出させる教育しないでしょ!愛がないよ」とするTweetなどもみられる。

たしかに同市長の論理に従えば、すれ違ったあかの他人に刺される可能性を学ぶために、治安の悪い夜道を1人で歩かせるなどの教育も必要ということになる。

同市長は福島県福島市の出身。常識から逸脱した論理に頼ってでも放射性物質を含む食材を利用したいのは、そういった出自によるもの、とする見方もある。

2012-09-20

メルケル首相の申し出

こう言ってくれているのですから、節電・自然エネルギー・廃炉でタッグを組むべきです。ドイツには米倉のオッサンのような狼藉者はいないのでしょう。でも、全くいない訳でもない中であの工業国が脱原発を決めているのですから、日本にできないこともないでしょう。
『独首相“脱原発で日本と協力を”』 【9/18 NHK NEWS WEB】

ドイツのメルケル首相は、2030年代に原発の稼働ゼロを可能とするよう取り組むなどとする、日本政府の新たなエネルギー政策を歓迎したうえで、再生可能エネルギーの導入や省エネなどの分野で、協力を強化したいという考えを示しました。

ドイツのメルケル首相は、17日、首都ベルリンで、ドイツ内外のメディアとの記者会見に臨みました。この中で、メルケル首相は2030年代に原発の稼働ゼロを可能とするよう取り組むなどとする日本政府の新たなエネルギー政策について、「決定に敬意を表したい」と述べ、歓迎しました。
そのうえで、「日本が期待しているのと同じように、ドイツも日本との協力関係を強化し、経験を共有していくことを望んでいる」と述べて、再生可能エネルギーの導入や省エネ、それに送電網の整備などの分野で、日本との協力を強化したいという考えを示しました。すでに脱原発の方針を打ち出しているドイツは、現在、全体のおよそ20%を占めている再生可能エネルギーの比率を、2020年には35%にまで増やすことを目標に掲げて、エネルギーの転換を加速させています。

2012-09-19

米倉のオッサン、えー加減にせーよ (5) 議員を辞任しちゃイカンでしょ

週末に総理に迷惑電話をしたりして問題のオッサンが、国家戦略会議を予告欠席し、記者会見で言いたい放題です。

原発ゼロに反対しているのは、あんたや、経済同友会や日本商工会議所ぐらいであって、原発推進デモが有る訳でもないし、あんたは民意を集約していると誤解しているアホな国会議員と同レベルだということです。「経済」人以外は、冷暖房など無くても、被曝するよりはましだと覚悟しているのです。こんなヤツには皆でこう言ってやりましょう。
  1. 逃げずに、しかるべき場所で、数字で言い分を提示しなさい(できないなら2.)
    → 原発を止めた金で電気代を補填すれば値上げにはならないでしょ
     
  2. 経団連会長も辞任しなさい、そして
     
  3. フクイチ不始末の補償を進んでやりなさい
    → 毒入り野菜を作れなくなった人、毒魚を獲れなくなった人への補償
    → 土人化した農民・漁民に毒を盛られた人々への補償
    → 子どもがガンになる確率が上がると解かっていて非難できない親の精神的苦痛への補償
    → 故郷を追われた人への補償
『「遺憾」米倉会長が戦略会議議員辞任か』 【9/18 共同】

経団連の米倉弘昌会長は18日の記者会見で、政府が14日に原発ゼロ目標を盛り込んだエネルギー・環境戦略を決めたことを批判し、国家戦略会議の民間議員を辞任する可能性を示唆した。

米倉会長は「経済界は原発ゼロ目標に一致して反対してきたのに、この声を全く受け止めてもらえなかったのは遺憾だ」と指摘した。戦略会議の議員を続けるかどうかは「今後、いろいろと考える」と述べ、辞任を含めて対応を検討する姿勢を示した。

2012-09-18

原発立地県以外の活動について

原発の立地県でなくともこういった活動は必要なのです。福井県をフクシマに置き換えると、岐阜県は栃木県辺りとなるのでしょう。消費地はそれぞれ東京と大阪です。岐阜県が先日行った調査を見れば、愛知県や三重県までも同様の活動を行うのが妥当でしょう。大飯の再停止を求めた訴訟ともタイアップが必要でしょう。
『「原発ゼロ」訴え岐阜市内を行進』 【9/16 中日】

市民団体「さよなら原発ぎふ」の呼び掛けによる脱原発パレードが十五日、岐阜市中心部であった。二百五十人が流行語をもじって「原発ゼロだぜえ。さよなら原発。卒業原発」と声を合わせながら行進した。

敦賀原発(福井県敦賀市)の大事故を想定した岐阜県の被害予測調査の発表と、政府の「二〇三〇年代に原発ゼロ」宣言の後の最初の街宣活動。岐阜市金町の金公園で出発前にあいさつしたメンバーの戸田二郎さん(61)=笠松町=は「政府の原発ゼロの方針が掛け声だけに終わらないようきちんと監視していくことが必要だ」と訴えた。

2012-09-17

千葉県産セシウム米の流通

飼料用とは言え、また規制値以下とは言え、流通したことは事実だと思われますのでご紹介しておきます。こういうお米って、悪徳業者は事故米としてヒトの食用として売るんですよね。原発事故米が事故米として売られるなど、シャレにもなりませんね。
『【最大33ベクレル】千葉県流山市産のセシウム検出米が流通』 【9/8 ベストアンドワースト】

■基準値以下なので流通
2012年9月6日、千葉県は流山市産のコメから放射性セシウムが検出されたことを発表した。
検出されたのは「飼料用米」であり名都借(旧八木村)の1キログラム当たり33ベクレルが最大値となった。
1位:名都借(旧八木村)(33ベクレル)
2位:前ケ崎(旧八木村)(24ベクレル)
3位:南(旧新川村)(22ベクレル)
国の基準値である同100ベクレル以下を満たしており、出荷・流通には法的な問題は何もない。
■千葉県産のコメは全出荷
千葉県産のコメから放射性セシウムが検出されたのは今年に入って初めてとなる。
千葉県では、流山市を含め46市町村の検査を完了。全ての米で出荷可能との判断をしている。

2012-09-16

食品による内部被曝の実例

ちょっと前の記事なんですけど、コピペしておきます。被爆者は全員老年なので、警告しても理解できないか、実際に影響は少ない可能性もありますが、彼らのPracticeをマネする若い人たちがでてこないかと心配です。ホールボディカウンターも精度が低いと聞いています。それと、年1mSvは食品だけじゃなくて、大気中からの被曝も含めなければならないと理解していますが…
『東日本大震災:福島第1原発事故 自家栽培野菜で内部被ばく確認 東大医科研、検査呼びかけ』 【8/22 毎日夕刊】

市場に流通しない自家栽培の野菜を食べた福島県の70代男性2人が、比較的高い1万ベクレル超の放射性物質を取り込む内部被ばくをしていたことが、東京大医科学研究所の調査で分かった。うち1人は約2万ベクレルに達したが、これによる被ばく線量は年0・85ミリシーベルトで、国が設けた食品からの被ばく限度(年1ミリシーベルト)は下回った。調べた坪倉正治医師は「健康被害が出るレベルではないが、自家栽培の野菜などを食べる場合は検査してほしい」と話す。

2人の男性は、同県川俣町と二本松市在住。今年7〜8月、内部被ばく量を測定する装置「ホールボディーカウンター」を使い、体内の放射性セシウム(134と137)の量を調べた。その結果、川俣町の男性からは1万9507ベクレル、その妻からは7724ベクレルが検出された。二本松市の男性の内部被ばく量は1万1191ベクレル、妻は6771ベクレルだった。いずれも東京電力福島第1原発事故で放出された放射性セシウムを食品から取り込んだとみられる。

川俣町の夫婦は、同県浪江町の原木で自家用に栽培したシイタケや自宅近くで採ったタケノコ、干し柿などを毎日食べており、シイタケからは14万ベクレルを超す放射性物質が検出された。二本松市の夫婦は、この夫婦からもらった野菜を食べていたという。