2013-06-15

魚はもちろん泳ぎますからね

アイナメだけでなく、もう少し遠泳能力の有る魚が、「サンプリング」調査をくぐり抜ける可能性は充分考えられます。不用意に魚を購入すると、宝くじのように大当たりすることもあり得るということです。海に放射性物質をダダ漏れさせているフクイチは、汚染魚養殖業者でも有り、なおかつ廃業は非常に難しいのでしょう。
『高濃度の放射性セシウム検出のアイナメ、原発近くで汚染との結果』 【6/13 FNN】

水産庁は、福島県沖で採取され、国の基準値を超える放射性セシウムが検出されたアイナメは、福島第1原発近くの海域で汚染されたとする調査結果を公表した。

2012年8月、福島県沖およそ20kmの海域で採取されたアイナメから、国の基準値の250倍を超える2万5,800ベクレル(Bq)という非常に高い放射性セシウムが検出された。

水産庁が、成長のあとが木の年輪のように残る「耳石(じせき)」と呼ばれる器官を調べたところ、2011年の春から夏にかけて汚染されたことが判明したという。

周辺で採れたほかのアイナメは、セシウムの濃度が低いことなどから、水産庁は、問題のアイナメが福島第1原発の周辺から移動してきたとの調査結果をまとめた。

漁業者の間では、原発事故による汚染が広がっているのではないかとの不安も広がっているが、水産庁は「原発から離れた海域で汚染されたのではない」としている。

2013-06-14

心が痛む昭恵夫人

これは本音でしょう。もともと原発反対でしたしね。ダンナはラドンを吸引しているとの噂もあり、心身ともに核の虜といったところでしょう。
『昭恵夫人「私は原発反対」 「売り込みは心痛む」』 【6/7 産経】

安倍晋三首相の昭恵夫人が6日に都内で講演し「私は原発反対だ。(首相が)外に行って原発を売り込んでいるのに心が痛む」と語っていたことが7日、分かった。関係者によると、昭恵夫人は「(原発は)日本の大事な技術だと思う。それは認めるが、原発に使っているお金の一部を新しいエネルギーの開発に使い、日本発のクリーンエネルギーを海外に売り込んだらもっといい」などと話した。

2013-06-13

殺人知事の全うな要望

新しい政権に対しては初の要望です。以前に、民主党に対しては県として脱原発を要望したように記憶しています。爆発直後は安全デマで県民の被曝を促進した訳ですから、この要望はちぐはぐですが全うです。もっと早く言えなかったんでしょうか? まぁ、ラドン安倍首相の自民党に言っても無駄でしょうが…
『福島知事 県内全原発の廃炉を求める』 【6/12 NHK NEWSWEB】

福島県の佐藤知事は12日、茂木経済産業大臣と都内で会談し、県内のすべての原発について、国の責任で廃炉にするよう求めました。

福島県の佐藤知事は夏に取りまとめられる政府の来年度予算案の概算要求を前に、茂木経済産業大臣と会談し、要望書を手渡しました。

この中で福島県は、原子力に依存しない持続的に発展可能な社会づくりを復興の基本理念に掲げているとして、福島第二原子力発電所を含めた県内のすべての原発を国の責任で廃炉にするよう求めています。

また、県内の産業を育成するうえで福島県が医療機器産業の一大拠点となることを目指すとして、関連企業の進出を促す大胆な財政支援を要望しています。

佐藤知事は会談で「要望のほとんどは原子力災害に伴うものだ。事故から3年目を迎え復興が進んでいるものの、一方では厳しい状況が続いている」と述べました。

これに対して茂木大臣は原発の廃炉については明確な回答を示さなかった一方、医療機器産業の育成は政府の成長戦略の柱の1つだとして、福島県の発展につながるよう協力していく考えを示しました。

2013-06-12

茨城のホットスポット

茨城県も大変です。空間線量の2μSvは穏やかではありません。やっぱり水の集まるところには放射性物質が集まると考えておかなければならないのでしょう。少し熱っぽいので今日はここまでです。
『側溝汚泥から1万4500ベクレル 取手 住民に清掃自粛を要請』 【6/11 東京新聞】

取手市は十日、地区住民による清掃活動で道路側溝から取り除いた汚泥から、国の基準一キロ当たり八〇〇〇ベクレルを上回る一万四五〇〇ベクレルの放射線量が検出されたと発表した。市は汚泥を回収して庁舎内の敷地に仮置きするとともに、処分について環境省と協議する。

市によると、今月一日と二日に市内六地区で住民による清掃があり、道路側溝から集めた汚泥は二百四十三袋(約三トン)になった。市が委託した運搬業者が回収したところ、汚泥から、国の基準毎時〇・二三マイクロシーベルトを上回る毎時二マイクロシーベルトの空間放射線量が検出された。

このため市が汚泥を引き取り再測定した結果、毎時三・八マイクロシーベルトの空間放射線量と、一キロ当たり一万四五〇〇ベクレルの放射線量が検出された。市は各地区が予定している清掃活動の自粛を要請し、詳しい原因を調べている。

汚泥の袋は、放射線遮へい措置をして庁舎内の敷地に仮置きした。その後の空間放射線量は毎時〇・二〇一マイクロシーベルト。汚泥はほぼ乾燥した状態で、放射性物質を含んだ汚染水が漏れ出す心配はないとしている。

2013-06-11

判決が待ち望まれる裁判

以下の記事の裁判は、原発事故さえなければ助かった人たちの提訴ですから、裁く側も非常に重い判断を迫られるでしょう。

少し拡大して考えますと、放射性物資の拡散で避難を余儀なくされた方々の不利益への賠償も同じ理由となります。ローンが残っているかも知れない家を追われ、遠方に避難された方々が職場を失っていれば、大変なご苦労が有るものと容易に想像できます。その判例ともなり得る裁判だけに、裁判官の責任は本当に重大です。
『福島 双葉病院の遺族が東電を提訴』 【6/10 NHK NEWSWEB】

原発事故後の避難の混乱のなかで相次いで亡くなった福島県大熊町の双葉病院の患者など4人の遺族が、東京電力に損害賠償を求める訴えを東京地方裁判所に起こしました。

訴えを起こしたのは、東京電力福島第一原子力発電所からおよそ4キロのところにある、福島県大熊町の双葉病院の患者と隣接する系列の介護施設の入所者のうち、避難中や避難後に亡くなった4人の遺族です。

訴えによりますと、4人が死亡したのは原発事故による避難指示が出されたあと、混乱のなかで必要な医療や介護を受けられないまま病院に取り残されたり、バスでの長時間の避難を強いられたことが原因だとして、東京電力に1人当たりおよそ3000万円の損害賠償を求めています。

政府の事故調査・検証委員会などによりますと、当時、双葉病院と介護施設には避難できなかったおよそ230人が取り残され、避難するまでの間や避難後に体調を崩すなどして、50人が相次いで亡くなったということです。

弁護団は会見で、「訴えを起こしたのは賠償金が目的ではなく、肉親がどういう状況で命を落としたのか、裁判を通じて明らかにしたいと考えたためだ」と話しました。

東京電力は、「訴訟に関することについては回答を差し控えさせていただく」というコメントを出しました。

2013-06-10

地道なデモ

ホットスポットの多い千葉県でも、東京と同じようにデモが行われているようです。ホットスポットと言えば、海のそれも心配で、太平洋岸の魚は東京の皆さんも普通に食されていると思いますが、将来困ったことになることが予想されます。デモを記録してくれるマスコミは無いのでしょうか。
『脱原発テント守れ 千葉 市民団体、再稼働反対デモ』 【6/9 東京新聞】

市民団体「原発さよなら千葉」(永野勇代表)主催の集会「原発再稼働反対・経産省前テントを守ろうデモin千葉」が八日、千葉市中央区の中央公園で開かれ、「千葉から原発再稼働反対のうねりをつくり上げよう」と呼び掛けた。

経済産業省前にある「経産省前テントひろば」は脱原発運動の拠点の一つで、国が撤去を目指す動きをみせているという。集会には、テントひろばの淵上太郎代表も参加し、「原発事故がなければテントは存在しなかった。国はテントを撤去する前に原発を撤去すべきだ」と訴えた。

集会後、参加者は「原発、今すぐストップ」「子どもを被ばくから守ろう」などのプラカードを手に、公園周辺の繁華街をデモ行進した。

2013-06-09

徹夜マージャン (11) マージャン馬鹿はタフネス揃い

昨日6/8の午後5時からまたもやっています。あと4時間ぐらいでしょう。今回は14時間の短い(?)パターンです。