2013-01-26

法廷 法廷 法廷 !

1年半前から、そして1年前にも筆者は熱望しています。あとは保安院と政府関係者ですね。東電関係者は早く監獄に入るか、余生を裁判だけで送ってもらうのが妥当な線でしょう。「専門家」の指摘などどうでも良いですから、検察は汚名挽回のために死力を尽くして欲しいものです。税金を使っている訳ですしね。
『原発事故 東電前会長ら任意聴取』 【1/24 NHK NEWSWEB】

東京電力福島第一原子力発電所の事故を巡って業務上過失致死傷などの疑いで告訴されている東京電力の勝俣恒久前会長らについて、検察当局が、任意で事情を聴いたことが関係者への取材で分かりました。

福島第一原発の事故を巡っては、福島県の住民などが、当時の国の責任者や東京電力の会長らに業務上過失致死傷などの疑いがあるとして告訴や告発を行い、検察当局が受理して捜査しています。

関係者によりますと、検察当局は、東京電力の勝俣恒久前会長(72)のほか、清水正孝元社長(68)からも24日までに任意で事情を聴いたということです。
この中では、当時の津波対策がどうなっていたのかや、事故をどの程度予測していたのかなどについて説明を求めたものとみられます。検察当局は、これまでにも担当検事が原発に出向いて詳しい状況を調べるなど、捜査を続けていますが、刑事責任を問うためには、事故が予測できるものだったと断定したうえで、被ばくによる身体への影響などを証明することが必要です。

専門家などからは、個人の刑事責任を問うのは難しいのではないかいう指摘もあり、検察当局は、引き続き慎重に捜査するものとみられます。

2013-01-25

あまりに非科学的な”フシギの爺”大前研一の原発論

先週号に続き、今週号の週刊ポストでも同じコラムで大前爺が論を張っています。こういう安全病患者の考え方には以下の共通点が有りますね。一度被曝すれば良いのにと思います。近場なら柏市かどこかへ引っ越せば良いのではないでしょうか?
  • 事故対応が常識的なところまで安全レベルを引き下げる
  • 低線量被曝に人体に与える影響には徹底的に目を瞑る
週刊ポスト『「ビジネス新大陸」の歩き方』 379回「あまりに非科学的な”フシギの国”日本の原発論議」からの抜粋 ( )内は筆者補足および要約

 …未だかつて原発事故が起きた後、すべての原発を止めた国は、日本以外にない。(アメリカも旧ソ連もそうではない)
→ 「止めた」×、「停めた」○でしょう
→ 事故無しでもドイツは「止め」ましたけどね 

(フクイチ事故後、政府は)福島、茨城、栃木、群馬の各県産ホウレンソウとカキナを出荷停止にした。…「水で洗って食べれば問題ありません」といえばよかったのに、いきなり出荷停止にした結果、風評被害が一気に拡大してしまった。
→ むしろ出荷停止は遅すぎた
→ 風評被害という言葉をキチンと使えよな

…1㍉シーベルトは普段の生活で受けている天然の放射線量とほぼ同じで、そんな数字を基準値にしていたら未来永劫、除染を続けなければならない。
→ 未来永劫除染をすると責任を取ったことになるんだよ、大前君
…これまで(ストレス)テストを実施した原発はすべて合格しているにもかかわらず、大飯原発以外は再稼動に至っていないし、…(浜岡原発を停めたことも地震が予知できないのだから間違いだ)
→ 無理に再稼動しなくても間に合ってるって
そして現在、原子力規制委員会は「活断層」を理由に原発の再稼動にストップをかけようとしている。…活断層があったら即停止という規制委の姿勢は、いたすらに不安を煽る非科学的な魔女狩りだ。
→ 魔女はお前だろ、大前

彼ら(規制委)は、民主党政権から「規制委がOKなら再稼動」と下駄を預けられた。つまり、再稼動して万一事故が起きたら、自分たちの責任になる。永遠に停止していれば、永遠に責任を問われない。だから規制委の学者たちは保身のために一生懸命、活断層を探しているのだろう。
→ だからフクイチ事故の責任は誰も取ってないって
…自分たちで自分たちの首を絞めているようなものである。その自覚や事実の積み重ねもないまま原発の存廃を論議している日本人は、世界の常識から逸脱していることに早く気づくべきなのだ。
→  若年性ガンやミュータントになるのが世界の常識?

2013-01-24

駆け込み退職

教員や警察官や県市職員などを始めとする地方公務員の駆け込み退職があちこちで報じられ、「受験前の生徒のことを考えて欲しかった」とかのコメントも見聞きします。駆け込み退職自体は、そのインセンティブを発生させるよう条例を変えた方に非が有るのであって、退職者は至極合理的な行動に出ただけです。治安維持のために退職者を3月だけ再任用する京都府警のやり方もこれまた合理的で、そのコストは織り込み済みなのでしょう。この京都府警と同じ対応になるように、該当する人たちは是非駆け込み退職をすべきだと思いますが、皆さんはどう思われますか?

優遇され過ぎの地方公務員であっても、経済人としては当然でしょう。もっとも、民間でこんな手際の悪い改正をするところは有りませんけどね。もうちょっと言うと、そもそも退職金なんて給与の後払いだし…

2013-01-23

函館市も頑張ってください

民意を代表する自治体なのでしょう。2,300万円を遣っても国を訴えるとは市民ともども見上げたものです。地裁などでは裁けません。大間原発が逝ったら函館の漁業など一たまりもありませんからね。他の自治体も足並みを揃えれば良いのに…
『函館市、弁護士と契約 大間原発訴訟を準備』 【1/21 産経】

 電源開発(Jパワー)が青森県大間町で建設中の大間原発をめぐり、工事差し止めの裁判を準備している北海道函館市は21日、河合弘之弁護士ら10人からなる弁護団と訴訟に関する契約を結んだ。訴状は早ければ3月にもできる。提訴すれば、自治体が原告の全国で初めての原発訴訟となる。

市は「事故が起きれば市民の安全が脅かされ、市庁舎なども被害を受ける」として、大間原発の建設差し止めや、国の原子炉設置許可の無効確認を求める訴訟を検討。昨年12月、準備金約2300万円を予算計上した。

今後、国会での2012年度補正予算成立を待って、政府に工事の無期限凍結を要請し、対応を見て提訴するかどうか決める。

河合弁護士は脱原発弁護団全国連絡会代表。市民らが函館地裁に起こした大間原発訴訟の弁護団の共同代表も務める。

2013-01-22

泉田新潟県知事、頑張ってくださいね

カス県会議員が多い静岡県のようなことにならないように頑張って欲しいものだと思います。いつまで原発乞食を続け、他県の鼻つまみものになり続けるのか、特に自民党系議員はよーく考えたほうが良いと思いますけどね。事故時には自「曝」に留まらないのですから…
『原発巡る県民投票「修正し実施を」 新潟知事が条例案』 【1/22 朝日】

新潟県の泉田裕彦知事は21日、東京電力柏崎刈羽原発(同県柏崎市、刈羽村)の再稼働の是非を問う県民投票条例案を県議会に提出した。条例案は市民グループがまとめ、昨年末に制定を直接請求していた。

条例案に5項目の修正を求める意見をつけた泉田知事は、この日の県議会で「そのまま賛成することは困難を伴う。修正の上で県民投票は実施するべきだ」と答弁した。泉田知事が求めているのは、福島第一原発事故の検証に基づく安全対策などの情報を県民に提供するため、原案が「施行から90日以内」としている投票期日を、期限を設けないよう改める▽投票は「賛成」「反対」の二者択一ではなく、選択肢を追加する――など。

採決は23日。県議会の過半数を占める自民党は条例案に否定的で、否決される公算が大きい。

2013-01-21

寝付き (3) 最近の良さはちょっと異常かも

2年前に『寝付き』きに関して書きましたが、近況をお知らせしておきます。

1年前に中華Pad・昨年遅くにNexus7を購入して、ベッドに入ってラッコのように使っています。ちょっとすると眠くなるので、10分程度の音声ファイル(武田邦彦教授のブログやYoutubeなど)をスタートするのですが、最後まで聞いた記憶がありません。感覚的に、最長でも3分、下手をすると3秒ぐらいで寝入っています。実際には10時辺りにベッドに入り、メールやネットサーフィンを小一時間やってからですので、11-4睡眠といったところでしょうか。睡眠時間の方は今でも5-6時間で安定しています。ほんとんど夢を見ないのもずっと続いています。

疑っておられる方は『寝付き (2) 本当に無理ですか?』をご参照ください。お奨めです。

2013-01-20

東夷の国で起こっていること

今頃「網を設け」ても、過去の出入りし放題の状況のカバーはできず、それよりなによりセシウムを始めとする放射性物質の流出・拡散は未だにダーダーという状況であることに変わりはありません。さらに、「駆除」してどうするんでしょうか? やっぱり太平洋側の魚は忌避するのが賢明で常識的な考え方でしょう。江戸前の寿司なんて、河川からの流出分を加えると、フクシマで行われている人体実験と大差無いように思われますが、電気を作らせていた罪滅ぼしと考えれば納得が行きます。東日本国って野蛮ですよね。西日本国もそうならないように早く大飯を停めなければならないんですけどね。
『魚から基準の2千倍超セシウム 福島第1原発の港湾内』 【1/19 日経】

東京電力は18日、福島第1原発の港湾内でとったムラソイから、魚類では過去最大値となる1キログラム当たり25万4千ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。国が定める一般食品の基準値(1キログラム当たり100ベクレル)の2540倍に相当する。

このムラソイを1キログラム食べた場合の内部被曝(ひばく)線量は約4ミリシーベルトと推定される。東電は今後、港湾内の魚が外洋に移動しないよう港湾口に網を設けるほか、港湾の内外で駆除も進めるという。

水産庁などによると、これまで魚類の最大値はアイナメの2万5800ベクレル。第1原発港湾内では昨年10月にとったマアナゴの1万5500ベクレルだった。福島県沖ではミズダコなどの試験操業を除いて漁を自粛している。

今回の調査では、ムラソイを含め、港湾内で昨年12月20日にとった5種類の魚のすべてが基準値を超えた。このうち別のムラソイで14万ベクレルと4万9千ベクレル、タケノコメバルで10万1千ベクレル、アイナメで4万ベクレルが検出された。〔共同〕