2012-02-04

『東日本大震災:「乳児食品は100ベクレル」 セシウムの新基準に緩和案--文科省審議会』 【2/3 毎日】

こういう原発御用学者に相談する環境省も環境省ですし、そんなのを審議会長にする文科省も文科省です。ようやく、少しまともになろうとしている基準値を、またもや戻そうとする動きは、ジジイならではの理屈付けがなされています。お母さんは大変ですね。まぁプロセスが明らかになっているのは当然とは言え少し進歩ですね。
『東日本大震災:「乳児食品は100ベクレル」 セシウムの新基準に緩和案--文科省審議会 【2/3 毎日】
 
厚生労働省の諮問を受け、食品の放射性セシウムの新基準値案を審議していた文部科学省の放射線審議会(会長・丹羽太貫京都大名誉教授)は2日、乳児用食品と牛乳について、1キロあたり50ベクレルを100ベクレルに緩めてもよいとする答申案をまとめた。次回に最終案を厚労省に答申する。
 
審議会では「乳児も含めどの年齢層でも、1キロあたり100ベクレルの食品を摂取し続けても、年間被ばく限度の1ミリシーベルト以内に収まる」との意見が大勢を占め、子供の健康は十分に守られるとの見解で一致した。新基準値案は農漁業生産者に厳しすぎ、被災地の復興にも影響を与える可能性があるとの意見も出た。答申案には「基準値の決定にさまざまな関係者が関与すべきだ」と記された。
 
厚労省は昨年12月、穀類500ベクレルなど今の暫定規制値を見直し、乳児用食品50ベクレル▽牛乳50ベクレル▽一般食品100ベクレルなどの新基準値案を発表。放射線審議会の答申や国民の意見募集を経て新基準値を決め、4月から施行する。』

2012-02-03

被爆地の農産物について呆れる続報

こういう「いい加減な決定」を伝える記事が消費者の心配を呼び起こすんでしょうね。
『出荷見合わせ解除 郡山旧8市町村検出なし 【2/1 福島民報】

平成23年産米の収穫前後の県の調査で微量の放射性セシウムが検出された地域の緊急調査で、県は31日、郡山市の7旧市町村の調査結果を発表した。1871戸の1950点を調べ、国の暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムは検出されなかった。

今回の調査により、郡山市の8旧市町村(旧郡山市、旧大槻町、旧喜久田村、旧富久山町、旧御舘村、旧赤津村、旧河内村、旧日和田町)での検査を終了し、出荷の見合わせを解除する。』
ホントにイカンでしょ! 確かに安全な食品を作って売りたいというまっとうな頭を持った人たちはいないのでしょうか? 脳が被曝でやられてませんか?
  1. 他の食材でもボロボロ有るんだろうな
     
  2. そもそも500Bqって…アンタそれそろそろ通用しなくなるよ
     
  3. これで499Bqでも大手を振って販売ってことね
     
  4. 調べていない検体では500Bqオーバーもありそう
     
  5. 外食産業、コンビニのおにぎりなんかで使われたら闇鍋状態でしょう
    → 使われていないハズが無い
     
  6. 町村の名前なんか誰も記憶できないんだから、これで福島産は全部クロとするしかない訳で、それを風評というヤツこそ犯罪者でしょう

2012-02-02

EMOBILE HUAWEI Ascend P1/P1 S (GS03) ?


昨日書いたHuaweiのハイエンド端末を、DELL Streak Pro と同様筆者所有のAriaとの比較でまとめてみました。こっちの方が携帯には少し有利かも知れません。またバッテリーも高性能CPUなんで2,000mAhとHuaweiらしく余裕を持たせています。

LTEならどっちでもいーです。




サイズ
132H(Aria比+28.2)x65W(同+7.3)
x9.9D(同-1.8)mm
重量
129(同+14)g
ディスプレイ
4.3(同+1.1,面積1.8倍)インチ
Super Amoled
CPU
Qualcomm MSM8960 1.5GHz dual-core
(AriaはQualcomm MSM7227 600MHz)
OS
Android4.0(Ariaは2.2)
テザリング
多分OK(AriaもOK)

2012-02-01

EMOBILE(イー・アクセス)のLTEのスピードは?

1週間前にEMOBILE DELL Streak Pro (GS01) ?でLTE方式採用と書きましたが、昨日1/31の日経に下り最大300メガビット/秒(=Mbps)の実証実験に成功し、3年後の実用化を目指すとの記事が載っています。現在の通信速度は速いもので下り最大40Mbps前後、家庭用の光ファイバーで100Mbpsですから、これは相当に速いですね。で、3月からのEMOBILEのLTEは75Mbpsとなるようです。前述のDELL Streakのことをいろいろ調べていたら、本当にLTE方式になるのかどうかも心配になってきたのですが、ならないならHuaweiのハイエンド端末(写真)もあるでよーということなのでしょう。

EMOBILE向けHUAWEI Ascend P1/P1 S GS03がWi-Fi認証申請!!いずれにしても、家庭用光ファイバーとほとんど遜色の無いスピードですので、速いCPUを持ったスマホ1台でOKの時代に突入しそうでワクワクします。


2012-01-31

『海にもホットスポット 海底土汚染、宮城・茨城沖に』【1/30 日経】

4ヶ月前に書いた海のホットスポットがようやく日経の記事になりました。

海底の地形は複雑で、海流も把握が難しいうえに、植物と違って魚は泳ぎます(ので汚いところで過ごした魚は当然汚くなります)し、獲る方も動きますので、陸揚げ港がどこだと言っても太平洋側の魚を食べる人は「脇が甘いとか無防備とか脳天気だ」と言われても致し方無いでしょう。

『海にもホットスポット 海底土汚染、宮城・茨城沖に』【1/30 日経】

東京電力福島第1原子力発電所から放出された放射性物質による海の汚染の実態が、海底土の調査で明らかになってきた。宮城県や茨城県沖には、放射性物質の濃度が周辺より高い「ホットスポット」が点在する。海流や河川からの流入が複雑に絡み、まだら模様の汚染を引き起こしていると専門家はみる。現段階では調査地点が限られており、政府は今後、海洋汚染の調査を拡充する。

文部科学省などは東北沿岸で海底土を定期的に採取し、放射性物質の濃度を測っている。海底土の濃度に法的な基準値はなく、陸地の汚染土壌に比べて濃度は低いが、海底にすむ生物などへの影響が懸念されている。

25日に公表した昨年12月分の調査結果によると、濃度の分布は一様ではなかった。宮城県の牡鹿半島沖で放射性セシウム137が同360ベクレルと、より原発に近い場所に比べて10倍以上の地点がある。茨城県高萩市沖の調査地点も同300ベクレル前後と、その北側の地点よりも高濃度だ。

金沢大学の長尾誠也教授は「セシウムは鉱物などの細かい粒子に吸着されて海の中を移動する。粒子が堆積しやすい地形では濃度が高くなる」と指摘する。海流や海底地形の影響で、セシウムの分布はまだら模様になったようだ。

海へ放射性物質が流入する経路も複数あり、汚染の状況を複雑にしている。事故直後は、大気中に放出された放射性物質が直接海に落ちたり、放射性物質を含んだ汚染水が原発から流れ込んだりした。陸地に降った放射性物質が雨によって洗い流され、河川に集まって海へ流れ込む経路もある。原発からの放出が減った今でも、河川を通じた流入は続いているとみられ、「河口付近では、今後も濃度が徐々に高くなっていく可能性がある」(長尾教授)。

陸地ではセシウムが沈着してとどまるが、海のセシウムは絶えず場所を変えていく。例えば、茨城県ひたちなか市沖の調査地点は、昨年7月時点で1キログラム当たりセシウム137が180ベクレルだったが、9月の調査では約3倍の520ベクレルに増え、12月には35ベクレルに急減した。

海洋生物環境研究所の御園生淳研究参与は「沿岸部の海流は複雑で、季節によって北向きか南向きかも変わる。堆積したセシウムがすぐ別の場所に動いてしまう場合がある」と話す。濃度が下がった海域でも調査をやめずに継続する必要性がありそうだ。

日本原子力研究開発機構の試算によると、事故後1カ月半の間に海に流出したセシウム137の総量は3600テラ(テラは1兆)ベクレル。主に陸地が汚染された1986年のチェルノブイリ原発事故と違い、これだけ大規模な海の汚染は世界的にも例がない。

政府や東電、福島県などで構成するモニタリング調整会議は24日、「海への放射性物質の影響は社会的関心が高まっている」として、海洋汚染の調査体制を強化する方針を決めた。

航空機を使って上空から調査できる陸上と違い、海の汚染は調査地点が限られ、コストや時間もかかる。海産物や生態系への影響を見極めるには、長期間にわたるきめ細かな調査がいると専門家はみている。
 <<追記>>
昨日午前中にネット上に載った以下の記事は誤報だったのでしょうか? 既に削除されています。こういうの困るんですよねー。
『給食のエリンギからセシウム 児童が食べた後に判明 【1/39 共同】‎
沖縄本島南部の小学校給食に使われた長野県産のエリンギから、東京電力福島第1原発事故由来と断定できる1キログラム当たり1・12ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが29日までに分かった。キノコ類の国の暫定基準値は1キログラム ...』

2012-01-30

『公務員改革法審議入りが条件=「給与削減とセット」-民主・樽床氏』 【1/29 時事】

1/26に、2014年3月には公務員給与が-15%強の削減と期待混じりに書きましたが、NHKの討論番組の結果を見ると、少し不安になってきます。もと経産官僚の古賀茂明も、週刊誌上で法案成立に時間が掛かること、減給は時限措置で、またもとのレベルに戻るとの見通しを書いています。この辺りは充分に予想されることで、既得権益の変化には怠慢をもって徹底的に抗戦する姿勢がこの国の納税者を苛立たせるのです。
『公務員改革法審議入りが条件=「給与削減とセット」-民主・樽床氏』 【1/29 時事】

民主党の樽床伸二幹事長代行は29日、NHKの討論番組に出演し、国家公務員給与引き下げをめぐる民主、自民、公明3党の実務者協議に関し「給与の削減と関連法案の協議開始をセットで実現するのがわれわれの主張だ」と述べ、国家公務員に労働基本権の一部を付与する公務員制度改革関連法案の今国会での審議入りが最終合意の条件との認識を示した。

公務員制度改革法案に関し、民主党はこれまで、給与削減法案と同時決着を求めてきたが、審議入りが条件であることを明確にしたのは初めて。実務者協議で民自公3党は、給与を平均0.23%引き下げる2011年度の人事院勧告を実施した上で、13年度末まで平均7.8%削減することで大筋合意していたが、今後の展開次第では実現が遠のく可能性がある。 

番組出演後、樽床氏は自民党の田野瀬良太郎、公明党の斉藤鉄夫両幹事長代行と会談し、「労働基本権付与(の公務員制度改革関連法案)で合意できなければ、給与削減の合意もなかったことにしたい」と強調。これに対し、田野瀬氏は「労働基本権は(給与削減と)切り離して議論すべきだ」と語り、同時決着には応じられないとの考えを改めて示した。』

2012-01-29

スマートモバイラ (0) 中華Pad 買っちゃいました (4)

先回筆者のお得度を数字で示しましたが、通信コストという観点からすると、その前提についてもう少し考察してみる必要性を感じました。そして、その前提とは情報のin/outをいつ、どこで、どんなスピードで行いたいかというニーズに深く関連しています。このニーズを、以下のような表にまとめてみました。これはメトロセクシュアルである筆者のケースですが、「通話」と音声も含めたデータの「通信」を在宅と外出(=モバイル)でどれだけの時間利用するかというのをトータル100として比率で表したものです。なお、下表は、家をベースに家族として生活している方は、家族の数だけ有ることになるのですが、筆者はメトロセクシュアルなので、独居の場合だけに単純化することにします。従って、コストを考える時にも、通話の家族割というようなサービスは捨象します。
00
在宅:固定
モバイル
通話
0
5
通信
55
40

筆者は、そもそもニーズが無いので固定電話は置いておらず、在宅時の通話もスマホで済ませます。通信においては、このブログのようなout型のオペレーションは、”以前から拘り続けるキーボード”を有するPCを使って在宅で行い、Webの閲覧(in型)は在宅時はPCで、外出時はスマホで行っています。現在out型もスマホで行えますが、タッチパネル上の入力は、物理的な制約から非効率的なため、40(%)に留まっています。ハンズフリーを維持でき、なおかつ入力がスムーズで、なおかつWebの閲覧も痛痒無くできるような端末を入手できれば、中華Padは要らなくなるのかも知れません。

(続く)