2009-12-01

事業仕分け(6)

よく見ると、1.7兆円のうち、1兆円は埋蔵金の返納なのですよね。取り止めや縮減より多いのですよね。今回テーブルに上がらなかった事業の埋蔵金を出せば軽く8兆円行くのではないでしょうか? 独立行政法人とか、公益法人とか、雇用や天下り確保の温床になっている法人とは言えないような単なる受け皿がいったいいくつ有るのでしょうか?こんなパラサイトの互助会のような組織を作るために税金を遣っておいて、その意思決定の過程や実態を隠匿するなどというのは、国をあげてのモラルハザードです。だいたい天下り先を作る前に、天下りしなくても良いしくみを作る、即ち新卒の採用を控えるとかをすれば良いのです。今の在り方は逆であり、頭数がいるから何かやらなくてはいけないという脅迫観念を以って税金で無駄を生み出すことの理由とすることは許される話では無いと思いますね。9/25の パラサイト(9/9) で述べましたように、自分で稼げないような、言い換えますと、客がお金を払いたくないような組織は全部やめにするに決まっています。

こうして見ると、実は広義の 公務員は事実上失業者 で、彼らに言わせると仕事らしいのですが、愚にもつかないことで体裁を整えて、ハローワークにも行かず、高額な失業保険金(なぜか何回も退職金???まで)を受給していると言えるのです。やっぱり21世紀は5時間働けば良い社会になっていることを実感すると同時に、来年以降の事業仕分けは、本日書きました点を中心に、もっと踏み込んでいただけるものと期待しております。こんな状態を黙認してきた自民党よりは、少なくともこの点においては マシ なのですから…

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