2009-09-29

食い意地

筆者は食い意地が張っているのですが、食べることに時間をかけたくないのでグルメというほどでもありません。おとといのエスプレッソで「人間の体は、欲する物を摂取すれば快方に向かうようにできていて…」とか書き始めて中断したのですが、体調が悪い時は文字通り快方に向かうため、体調が良い時はさらに快くなる(これも快方に向かう)ためと、いずれにしても食べたいものを食べるのです。毎食食べたいものを食べるためには2つのリスクを考慮しなければなりません。
  1. 食べたいものを食べるために時間が拘束される
  2. 偏ると体調が崩れる
1.は、外食かおうちごはんかの選択です。自炊が基本の筆者はあまり外食をしませんので、食べたいもの全てをカバーできる店は知りません。その時いる場所の近くにたまたま食べたい、かつ美味しいものを安価に提供してくれる店が有れば良いのですが、思い出す時間や、移動する時間を考えると無駄が多いのです。自炊と較べると、良心的な店が本当に少ないのです。また、ドンピシャの店が無いために適当なものでお茶を濁し、本当に食べたいものを食べられなくなるリスクも存在します。心の底から湧き上がる、「あれが食べたい」という思いに素直に生きたいものです。空腹時は特にイライラしますので、本意でないものを食べたり、不味かったりするのは最悪です。

一方おうちごはんならそれらの心配は要りません。自炊を続けると当然技量も上がって来ますので、食べたい食材を、最適な調理法で、作りたてで食べられるのです。さらに、ここは微妙なのですが、情感を込めることができるのです。オフクロの味を選好するのは、慣れた味だということの他に、それはご飯ではなく実は 愛情を食べている からなのではないでしょうか。メトロセクシュアルとして自炊していると、無性に人に食べさせたくなります。外食に関して言えば、こんな気持ちのシェフの店 にしか行かないのでお気に入り店数が増えないのです。

うち、そと、いずれにしても時間が掛かることはご理解いただけたかと思いますが、筆者は豪快に乱暴に創ります。でも種類が無いと、食が太いのと相まって過食になり、結果として偏ることになりかねませんので、主食・汁物以外に3つ皿をならべることを基本にしています。

2.の偏食は、上で述べた自炊で大量製造したアイテムの大量摂取(特にカレーは危険、3食連続3皿とか普通)、外食の場合店が限られることがその原因となります。

できることなら、自分で栽培・捕獲した食材を、時間を掛けて調理し、誰かにおすそ分けしながらゆっくり味わうように暮らしたいのですが、他にもやりたいことが山積みで、今は短時間に済ますことに 意地 になっています。

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