2009-09-28

日経

昨日の日経1面のコラムで、カツマーなる言葉を発見しました。思った通りの意味なのですが、ノウハウ本で儲けようという魂胆もどうかと思う半面、儲けられる社会も、大前研一さん言うところの低IQ社会そのものではないでしょうか。周りには本当に見本となる先輩とかがいないのでしょう。だからと言って、そんな本を買って読んで生産性を上げる前に、このFreeのブログのパラサイトシリーズを読んだ方がよっぽどSophisticateされると思うのですが…

まぁ、本でも読まない限り生き方を決められない人々には無用の忠告なのでしょうが、いつからこんな社会になったのでしょう? この程度でGNP世界(もうじき)第3位になれるのですから、他の国の社会のIQも知れたものです。こんな社会にしたのも間違い無く「官」であることは、聡明な読者には自明だと思います。パラサイトシリーズでは疲れて書きませんでしたが、こんな世の中になった原因は、殆どが「官」に有ると言えるのです。もう何百年も前から、現在で言うところの、「官」のしくみは、形を変えて続いてきました。必要悪である公共サービスを見苦しいほどに拡大させて、余分な官製雇用を創出し、それによって、低IQパラサイトを飼ってきたのです。この構図は、パラサイトシリーズで、民の特質を需要に呼応したモノ、サービスの提供と書いた正反対となっています。即ち、パラサイトは自分でお客を見つけることができない生体なのです。官製絶対の誤解のもとに、自らの仕事を有難がられていると思い込んで素人レベルでやっているだけなのです。

民はあきれてモノも言わずに税金を収めてきたのですが、そろそろ我慢も限界に近づいている証左として、死に体の旧政権が倒れたといえるのではないでしょうか? 歴代総理が馬鹿揃いであったことは単なるきっかけで、政権交代の真の理由は税金の無駄遣い是正希望以外には有り得ないのです。同じく昨日の日経に載っていた、米の投資銀行報酬規制も根っこは同じです。即ち、筆者独自定義の公務員の中に(投資銀行とは言え)銀行員は入る訳であり、税金で息を吹き返すやつらの上澄みが超高額なボーナスを貰っているのを黙って見逃すわけにはいかないという考えは、日米の民が結束すべき点でしょう。


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