2009-08-15

物欲(3/4) 希少価値靴

ぐるぐる戻って申し訳無いのですが、オフで昨年購入直前まで行ったのが、象革のウェスタンブーツです。爬虫類も見て、ターコイズブルーとのコンビには惹かれましたが、手持ちの洋服は地味な色合いか滅茶苦茶派手なものばかりのため、やっぱりそのうちパオーンとか一声あげて買っちゃいそうです。余談ですが、革の種類で言うと、イタリアに本店の在るお店の日本の支店で、アザラシのキーホルダーを買ってずっと使っています。柔らかくてどことなく可愛くて、いい感じです。そういえばこのお店は象の財布とかも扱っていました。ワシントン条約次第ですので、今はどうか知りませんが、このお店の話となると鞄を語りたいところですが、また連載になりますので別の機会にします。

キワモノ素材の話をしましたが、現ストックの革靴は殆どカーフです。その中に素材以外の観点から珍しい靴が有りますのでお話ししておきます。その靴は、20年ぐらい前に雑誌で見て気に入って問い合わせたところ、サンプル品なのでその時点ではまだ他の雑誌の撮影用に使用中とのことでした。私の足は幸い一般的サイズより少し大きめですので、その後取り寄せて履いた時もほぼぴったりでした。少々高めの値段で購入したのですが、スリップオンタイプで、アッパーの指の上の部分が交差し、爪先が空いている、サンダルっぽいデザインです。女性のドレスで肩紐が胸の前でX字型に交差しているタイプを想像していただけると良いかと思います。実際この靴は女性の靴かと見紛うほど繊細なデザインで、タグは実際の靴職人であろうそのブランドの会社の社長の名前が入っていることから、恐らく世界で一足だけの存在だと思います。夏に素足で履いていると、女性からの視線を感じることがよくあります…(もう少し続く)

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