セシウム22%が東日本の陸地に 拡散分析、国立環境研
3月11~29日に福島第1原発から放出されたヨウ素131(上)とセシウム137(下)が地面1平方メートル当たりに沈着した量。単位はいずれもキロベクレル(国立環境研究所提供)
東京電力福島第1原発事故で放出された放射性物質は、東北だけでなく関東や甲信越など広範囲に拡散し、ヨウ素131の13%、セシウム137の22%が東日本の陸地に落ちたとの分析結果を、国立環境研究所の大原利真・地域環境センター長らが25日までにまとめた。
大原さんらは、大気汚染物質の拡散を予測するモデルを使い、3月11日の事故発生から3月下旬までに、放射性物質が東日本でどう拡散したかを分析した。
放射性物質は風に乗って移動し風や雨の影響で地面に沈着。北は岩手や宮城、山形の各県から、南は関東を越え静岡県にも届き、新潟や長野、山梨の各県にも到達した。
2011/08/25 17:39 【共同通信】
2011-08-29
『セシウム22%が東日本の陸地に 拡散分析、国立環境研』
筆者が頼りにしている国立環境研究所の大原センター長がまとめを公表してくれました。申し上げ難いのですが、やはり本州では、静岡・長野より北東の全県(除く青森?)辺りまで、全域ではないにしても住まない方が済まない結果にならないようですね。海から見た陸地はもっと広いようなので困ったものです。以下は記事全文です。
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