2011-07-18

福島県「脱原発」を宣言 (7/15共同通信)

福島県が15日東日本大震災復旧・復興本部会議を開き「脱原発」を基本理念に掲げた「復興ビジョン」を取りまとめたことは、セシウム牛騒ぎの中で大きくは報じられなかったようですが、「正式に原発との決別を宣言」したということで、評価できると思います。資源エネルギー庁の立地担当者も「原発立地の自治体が脱原発を掲げたのは聞いたことがない」と話しています。この「復興ビジョン」がどの程度の効力・インパクトを持つかは不明ですが、菅総理もこれに便乗してでもよいので、任期中にまとめて欲しいものだと思います。でも、16日郡山市のホテルで、被災した周辺12市町村の首長らと意見交換した菅総理には、将来的な「脱原発」方針について「簡単にそういう話はしないでほしい」と批判が出るなど、福島県側のチグハク感も否めません。そうなら手っ取り早いのは、やはり脱原発総選挙でしょう。民主党福島県連も16日「脱原発」を明確にした今年度の活動方針を決め準備を進めています。国民的コンセンサスは現行法上ではこの一手でしか得られないのでは? 首相から村長まで、誰も民意を代表していると自信を持てないようですから…

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