2010-01-30

日本語教育

1週間ほど前の朝7時のNHKニュースで、アメリカの日本語学校を見ました。バージニア、オレゴン、アラスカ等、全米20州にあり、対象は小学生辺りの子供で、日本人駐在員の子弟とかではなく、米国生まれの現地の子供たちです。で、何でニュースになったのかと言うと、お金が足りなくて存続が危ぶまれているということで、映像では日本語プラカードを持った子供たちが、「日本語大好き」とか連呼しているのです。彼らは日本の学習塾のような時間帯に学校が終わって通っているのでしょう。

日本語を教えていますが、当然ですが日本語を通して文化を教えているからこそ親からも人気が有り、生徒である子供たちからは、日本に行ってみたい、とか将来の就職に有利だとかいう声も聞かれました。ああいう文化不毛で暴力的な農業国で、慎ましさや、控えめであることや、礼儀を重んじることは、実は人気が有り、この辺りもJapan Coolなのだろうなと感じました。筆者は、ヨーロッパへ旅行に来て浮かれて浮いている米人をよく目撃しています。

アメリカの悪口になってきちゃいましたが、別に国民全員がそうだという訳ではなく、中には自国の在りように疑問を感じ、異国の文化に敬意を払う人たちもいるのです。というより世界のことがわかってくれば、普通は気づく人の方がマジョリティなのではないでしょうか。この未開人からの脱出が10歳なのか老人になってからなのかは個人差が有り、それが(国)民度に影響を及ぼすのでしょう。

でも、米人全員が日本びいきになったら気持ち悪いと思う反面、上記のような日本語学校が減り過ぎるのもちょっと困りますね。

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