2011-12-08

『給食野菜にセシウム…群馬』 【12/7 読売新聞】

桐生市教委 安全確かめず使用再開
桐生市教委が10月上旬に行った学校給食の食材検査で、群馬県産ハクサイから1キロ・グラム当たり18ベクレルの放射性セシウムを検出したにもかかわらず、情報公開していなかったことが6日、分かった。5日の市議会教育民生委員会でも取り上げられ、市教委は6日、「風評被害も考慮して公表しなかった。今後は公開する」と釈明した。

同市教委は月2回、給食で使用頻度の高い食材を3品目ほど選び、横浜市の検査機関で調べている。検査結果は、桐生市のホームページに掲載している。

検出数値は、国の暫定規制値(1キロ・グラム当たり500ベクレル)を大幅に下回る微量だが、同市教委は「安全安心な給食を提供するため」として、ハクサイを使わず、キャベツで代用したという。

一方、同市教委が11月、新たに納入された県産ハクサイについては継続した検査を行わず、安全性を確かめないまま給食に使っていたことが分かった。一貫していない安全対策に改善を求める声が高まりそうだ。

同市教委の担当者は「県の放射性物質調査では、ハクサイは放射性物質が不検出だったので、その状況を確認して使用した。独自の調査をした方がよかった」と不手際を認めた。
横浜市だけだと思ったわけでもありませんが、やっぱりこんな市教委がいるものです。生徒に食べさせておいてやっぱり入っていましたと言っても後の祭りです。「風評被害も考慮」とか、意味も解らずにただの怠慢以外のなにものでもありません。こうやって、「風評」が広がるのですよね。

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