2011-07-26

セシウム魚 スケープビーフ(上杉隆命名)の陰に隠れて

食の安全を重視する筆者には、なかなか伝えられない海産物の状況が心配なのですが、読売新聞宮城版に以下のような記事が載っていました。筆者はこう思います。
  1. 10月からでは遅いでしょう
    → 牛肉と同じように、消費されてから汚染状況が発表されるのでは?
    → 腹の中からはリコールできないから気軽に考えているのでしょうか?
  2. 餌の不明な海産物がサンプル調査で良いのでしょうか?
    → 餌が特定し易い牛は全頭検査なのに…
  3. 海草、貝類、ヒラメなどもちゃんと調べて欲しい
    現在の調査はザルもいいところ
[ 魚市場で放射性物質調査 県が10月から(抜粋) ]
(宮城)県は10月から、県内の魚市場で水揚げされる海産物に対し、セシウムなどの放射性物質の濃度調査を行う方針を固めた。簡易検査できる機器を導入してサンプル調査する。サンマやサケの水揚げシーズンに合わせ、三陸産の海産物の安全性をPRする狙いがある。~
塩釜、石巻、女川、南三陸、気仙沼の魚市場に1台ずつ検査機器を配備し、高い濃度が検出された場合は、その海産物を東北大などに送り、詳細な検査を行う。県はこれまで、週ごとに仙台湾や南三陸沖などでとれたイワシやタコなどを、東北大に依頼し放射性物質の濃度を分析してきた。これまでは、いずれの品目も検出されないか、国の暫定規制値を下回っている。

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