2009-09-07

日和見原理主義(1/3)

自分の行動を正当化する一番良い方法は毎日変わることだと思います。毎日の生活は一瞬一瞬が意思決定の連続だからこそ面白いのですが、その意思決定の基本となる部分も日々変化すると思った方が良いでしょう。これは以下のような方々から批判や攻撃を受けることになります。
  1. 未熟な段階で理想を決めてそれにしがみついて邁進する真面目な人たち
  2. 他から押し付けられた考えを自ら思いついたと思い込む人たち
いずれも自ら考えることを放棄しているところに共通点が有るのですが、こんな人たちから批判を受けることは、ある種の心地よさを伴います。スウェイする知恵も有りますし…

具体的にお話しします。筆者の勤め先は老化の進んだ恐竜のような会社で、その細胞たる社員は悪い意味で諦観が漂い、不健康な風土を醸成しています。図体がデカイので、業務は細い短冊のように細分化され、壁も存在し、のうのうと給与を受け取り続けています。どこかで聞いたような感じですよね。正に役所なのですが、これが民間であることが恥ずかしいのです。ただし、公から援助を受けるとか、国民の税金を使って息を吹き返すような会社では無いところが唯一の救いです。

こんな会社は社内のコミュニケーションを大事にせざるを得ません。ある活動を全社的に展開するために、我が部では管理職のポケットマネーを使おうということになりました。活動の活性化は悪いことではないし、幹事役とのつきあいもあって、すぐさま全員に賛同の意を表明して拠出金を支払ったのですが、実はその勧誘の手口が以下のようなものであったことが判明したのです。
  1. 半強制的な集金
  2. 初回に、解りづらい即席の規則を添付したメールを送りつけているだけ
    (当初ワンタイムだと誤解したのですが、添付規則(?)をよく読むと引き続き拠出を強制されることになるのです)
  3. 活性化しようと企図した活動を就業時間外で行うことを前提としていた
    (この活動の考え方に対する浅薄な理解を基にしている)

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