2013-07-04

流通している食品のセシウム汚染 (15) 千葉県のコイ

放射性物資のプルームが流れ、ホットスポットとなった地域の山菜や淡水魚や淡水魚は、本当に注意が必要です。流通していないハズというのは信用できず、以前にもウナギで流通の記事を目にしたことがあります。目に見えないだけに、釣果を故意あるいは知らずにリリースしないケースは有るのでしょうね。
『千葉県柏市、手賀沼の「コイ」から220ベクレルの放射性セシウム検出!』 【7/3 ベストアンドワースト】

■手賀沼から220ベクレルの放射性セシウム汚染の「コイ」
2012年6月28日、厚生労働省は「食品中の放射性物質の検査結果について(第673)」を発表した。

同発表で、千葉県柏市の手賀沼で捕獲された「コイ」から最大で1キログラム当たり220ベクレルの放射性セシウムが検出されたことが明らかとなった。

※基準値超過2件
No.1084:宮城県産タケノコ(Cs:120 Bq/kg)
No.1345:千葉県産コイ(Cs:220 Bq/kg)

千葉県柏市の手賀沼からは、食品基準値である100ベクレルを超えないものの「モツゴ」も61ベクレルを計測している状況だ。

ちなみに、今回発表された「コイ」の放射性セシウムのベクレル値は筋肉部分のみである。
■手賀沼の水質汚染と手賀沼で釣りをする人へ
手賀沼の水環境汚染が酷いことは環境相の発表でも明らかとなっている。
千葉県が4月30日に発表したデータでは手賀沼の底質の放射性セシウムは、最大で12,200ベクレルとなっている。

千葉県では手賀沼のコイなどの出荷自粛を行っており、前出のようなコイは市場には流通していないはずである。

また、釣り人へも釣ったコイなどを食べないように呼びかけを行っている。

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