2013-03-03

台湾の原発住民投票

原発推進派でない毎日新聞はちゃんとこういう記事を載っけてくれます。結果には非常に興味が有りますが、こんなことを思いますね。

  1. 何で日本はこうできないのでしょう?
    → 住民投票の議案は台湾では可決されるのでしょう
    → 将来の被害(候補)者が、こんな大事な問題に直接意思表示ができない国が
        民主主義の国と言えるのでしょうか?
        筆者は以前より間接民主制の弊害の機能不全を指摘し続けているんですけどねー
      
  2. 建設は再開されても運転が延期を繰り返した理由は何なんでしょう?

『台湾:第4原発建設、住民投票の方針 行政院長』 【2/27 毎日】

【台北・大谷麻由美】台湾の江宜樺(こう・ぎか)行政院長(首相)は25日、東京電力福島第1原発の事故の影響で運転開始が延期されていた台湾北東部・新北(しんほく)市に建設中の台湾電力第4原発について、住民投票で建設の是非を問う方針を明らかにした。第4原発の原子炉2基は、原子炉を日立製作所と東芝、タービンを三菱重工業が受注。日本初の原子炉輸出ケースとして注目された。

与党・国民党の立法委員(国会議員)が3月中に住民投票の議案を提出する予定で、可決されれば早ければ8月にも実施される。第4原発は14年6月に試運転、15年10月に商業運転の開始を目指している。着工したのは99年3月で、04年の稼働を目指したが、陳水扁(ちんすいへん)前政権時代の00年10月に一度は建設中止が発表され、工事が休止した。その後、建設は再開されたが、運転は延期を繰り返した

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