2013-02-10

フクシマの森林の「セシウム」汚染

測量すること自体が人体にとって危険なのではないでしょうか? (難しいからといって)除染の対象とならない森林は放置するしかないでしょう、何十年も…

森林からは主に水によって下流地域へ放射性物質が運ばれます。チェルノブイリ周辺で起こったことを見れば、こういったエリアをどうするべきかは瞭然でしょう。

僅かな望みに賭けてわざわざこんなところの周辺で農産物を生産するギャンブル土人が出て来ないようにするためにも、他の核種の測定もしっかり行ってあまねく公表欲しいものです。
『福島県の森林汚染調査 腐葉土最大23万ベクレル』 【2/9 河北新報】

福島第1原発事故で福島県内の森林(避難区域を除く)の腐葉土の放射性セシウム濃度が1キログラム当たり最大23万2980ベクレルだったことが8日、県の森林汚染状況調査で分かった。広範囲な森林汚染の実態を裏付けている。

腐葉土の最大値は県北地方の森林で測定された。最小値は344ベクレルで平均は2万2709ベクレルだった。土壌は最大が2975ベクレル、最小が不検出で平均は634ベクレルだった。

葉は、原発事故前の2009~10年に出た旧葉が最大7万6964ベクレルで平均1万1092ベクレル、11~12年に出た新葉は最大3万2441ベクレル、平均4358ベクレル。樹皮は最大1万3093ベクレル、平均1694ベクレルだった。空間線量率は毎時0.08~2.61マイクロシーベルトで平均0.61マイクロシーベルトだった。

調査は昨年8~11月、県内の森林925地点で針葉樹(スギ、マツ、ヒノキ、カラマツ)を対象に実施した。全地点で空間線量率を測り、うち90地点で樹皮、50地点で樹皮と葉、腐葉土、土壌のセシウム濃度も調べた。

調査は原発事故が起きた11年に空間線量率を測定したが、今回初めて土壌や葉、樹皮も対象に加えて詳しく調べた。

国は現時点で生活圏以外の森林を除染対象にしていない。県森林計画課は「除染範囲を拡大する必要性が調査で裏付けられた。間伐など林業生産活動と一体化した除染を求めていきたい」と話している。

0 件のコメント:

コメントを投稿