2012-05-24

セシウム米偽装、やっぱり…

こういう奴らがいることは想定済ですが、最低ですね。裁判無しで実刑食らわせてやれば良いのにと思いますね。記事中最後のコメントなんか信じる人がいるはずもありません。
『橋本商事がコメ産地偽装販売』【5/23 中日新聞】

駒ケ根市下市場のコメ卸売会社「橋本商事」が、福島、青森県産のコメを長野県産と偽って販売した疑いが強まったとして二十二日、県警生活環境課と駒ケ根署が不正競争防止法違反容疑で会社などの家宅捜索に乗り出した。県農政部も米トレーサビリティー法に基づいて文書で会社を改善指導したことを発表。県警などは、会社などから押収した関係資料を基に実態の解明を進める。

橋本商事には午前九時前、駒ケ根署などの捜査員が到着。四十人態勢で事務所や隣接する倉庫兼精米所、社長宅などを午後一時まで捜索した。生活環境課によると、伝票や会計帳簿、福島県産と表示された米袋など百七十点を押収した。

県農政部によると、二月八日に橋本商事を名指しして「長野県産米に東北産米を混ぜて売っている」との匿名の情報があり、同部は二月から三月末にかけて五回、立ち入り検査をした。会社側は「店頭に出ないと聞いたので安易に考えてしまった」とも説明し、偽装表示を認めたという。

米トレーサビリティー法は二〇一〇年十月に施行され、県農政部は包装や伝票で正しい表示がされているかといった事前通告なしの立ち入り検査をしている。農林水産省によると、同法施行後、都道府県による改善指導は三例目で、産地の偽装表示の改善指導を公表するのは初のケースになった。

駒ケ根市内のコメ販売業者からは「消費者の信頼を崩す行為で、許されない」と憤る声が聞かれ、市内の主婦(74)も「県内産というラベルだけが頼り。何も信じられなくなった」と厳しい表情を浮かべた。

JA県中央会の担当者は「県産米の消費拡大に力を入れてきたので残念だ。農産物に対して国民の信頼を得られない事態に陥るのが一番心配」と語った。

橋本商事の橋本英雄社長は二十二日、「消費者や取引先の皆さんを裏切る行為で、申し訳ない」と謝罪した。県警などの家宅捜索終了後、会社の事務所前で報道陣の取材に述べた。
報道陣の取材に応じる橋本社長=駒ケ根市で

橋本社長などによると、今年一月に大阪府内の景品販売業者から長野県産あきたこまちの精米二十五トンを受注したが、さらに二十五トンの追加注文があり、十分な量を用意できない状態になった。

橋本社長は、既に長野県産米と表示した袋を用意していたことなどを挙げ「たまたま福島、青森県産が手に入ったので、魔が差してしまった」などとし、福島県産米などを意図的に偽るつもりはなかったと説明した。

過去の偽装表示の有無を報道陣から問われると「今までは一切していない」とも語った。

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