2011-12-24

事実上の倒産企業「東電」は夕張のような倒産自治体と同一

東電って、皆さんご存知のとおりもともとほぼほぼ国有企業なんですよね。即ちお役所ってことです。だからサービスの価格を勝手に決められるんです、電気料金上げるとか。それが可能なのは独占だからです。住民票の発行も独占だから価格設定自由です。今どき、呼びつけられてプリントアウト1枚に何百円も払うなんて何という暴利でしょう。東電が一番イカンのは、役所のくせに職員が贅沢をしているということです。もっとも最近は真の役所も同様ですが…

で、この国有企業が不始末をやらかし、後始末も先送りにしていることが国民の怒りを買っているのです。それでいて値上げって何なんでしょう。これ、競争していたらできますか? トヨタがリコール費用だけを理由に車両価格を上げられますか? そうなんです、企業として見た場合、完全におかしなことをやっているのです。リコールの費用が掛かるからと言って、国がお金を回しますか? 回しきれないから値上げですか? いったい東電のリコール費用はいくら掛かるのですか? 東電にとってのリコール=国土・国民(含:不可能な生体の除染)の原状復帰原状復帰までの損害補償で、いくら必要なのか判っていない、あるいは誠意の表し方を決めすらしていない状況で、よくもヌケヌケと値上げなどできるものです。東電は倒産しており、その庇護者である国も同様なのです。米倉(経団連会長)のオヤジも、これぐらいの値上げなら許容範囲とかバカなことを言っているヒマは無いはずです。

こんな倒産企業、いくらジャブジャブ金(税金)を注ぎ込んでも、復活するハズは無いのです。同じ倒産会社のJALは曲がりなりにも競争が有りましたからねー。

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