2011-01-25

暴走サイクリスト (4) 不感サイクリスト(ウォーカー)とは違うメンタリティ

3ヶ月前に暴走サイクリスト (2)を書いた後、実は歩行者とも少し危ない思いをしていました。その時は、駐車場から出ようと、左右を確認するために舗道の途中までそろそろと前方に出始めたのですが、左前方から歩道を歩いてきた女性"が"危うくぶつかりそうになったのです。"に"ではなく"が"と書いたのは、筆者の運転する車が止まるだろうと決め込んで、歩くスピードを全く緩めなかったためだからなのです。残念ながら筆者はその時右方を中心に注意を払っており、この女性もその様子は見て取れたはずなのですが、衝突のリスクは全く念頭に無かったようなのです。この時は暴走サイクリストとは違って敵意は感じられず、言わば不感ウォーカーなので、筆者は自然に陳謝したという訳です。

筆者自身が歩行者である時には、例えば車両の右左折のある横断歩道を渡る時などには、なるべく運転者と目を合わせ、安全を確認してから舗道を渡るようにしたりします。そういう意味では運転者からすると彼女は危ない対象になるのでしょう。彼女がサイクリストならば、不感サイクリストと呼ぶべきで、車両運転者はそういう人もいるのだと注意しなければなりません。実際音楽を聴きながら歩行・走行する人が最近は少なくないようです。

しかし、暴走サイクリストは、確信犯的である点で性質が悪いことこの上ありません。彼らは、「自分が轢かれたら車両運転者が悪いのだから、まさかそんな運転はしないだろう」という危ない前提にでも頼っているのでしょう。車両運転者が故意にぶつけたり脅したりする可能性が有るだけでなく、不感ドライバー化する場合も有ると考えたなら、挑発的自転車走行は、自らが傷つく可能性を飛躍的に高めるということに気が付いて欲しいのです。即ち、そんな性質の悪い奴は轢きたくない・轢いたら大変だと思っていても、注意が横にそれる可能性はゼロでは無いということなのです。日本の高速道路を原付が走行できないように、60km出せないサイクリストは、安全に車道を走るのは不可能だと、従って止めた方が身の為だと誰か紳士的に忠告してもらえませんかね。

0 件のコメント:

コメントを投稿