土曜に友人のT君と試乗して来ました。4.8リッターV8-400psの2駆というベースグレードです。幅が1.9mを超える巨体の割りには1.8トンを切っています。高速も使って30分程度走りましたが、直進性やステア感覚などに文句は無く、GTサルーンとしてはBMW7シリーズやメルセデスのSクラスとの競合になるのでしょうね。50kg強なのでトルク感が少し足りない印象でした。音もおとなしい感じ。パワーモードにするとかなりのエンジンブレーキの効きです。最後は助手席に座っていたT君がリアスポイラーを上げっ放しにして戻せずに試乗終了となりました。最上級ターボモデルとAlpinaB7Biturboとかと比べたり、英国系インドメイクの新しい旗艦や、今週見に行くカタール系英国メイクのライバルとも較べてみます。
で、帰りにRS6にも乗っちゃいました。こっちは幅が1.9m弱で車重は2トンを超えていますが、5.2リッターV10ツインターボ580ps/66.3kg.mの4駆という言わばガヤルド・セダンなので、その強大なパワーで良くも悪くも重さを感じさせません。従って、取り回しにおいては、コンパクトな1.3トンのセダンに170psぐらいのエンジンが載っているといった感覚です。また、電子ディバイスによるアブソーバ等の制御のお蔭で、ロールが少なくても、路面の細かい凹凸はうまく吸収してくれます。細かい点ではサイドブレーキ開放がアクセル踏み込みで行える便利さから、スピンターンを犠牲にしているのでは?との疑念が湧くのですが、この車の設計ならドリルディスクの一発踏み込みをすれば済むのでしょうね。フラットさはこちらに軍配が上がり、価格も軍配(?)が上がります。殆どA6と区別が付かない外観でこんな高性能を包んで、ちょっと下品ですねー、アルピナより下品かも…、個人的にはAMGは論外です。総括しますと、これはドイツ車の宿命なのでしょうが、エロが足らない!
2010-02-01
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