あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。年越し案件で筆者が注目しているのはJALの行く末です。
その支援策を巡って政府関係や準政府関係のメガバンクが調整を続けています。一方海の向こうでは、かつては文字通りのドル箱だったGMACが3回目の政府出資によって国営企業になりました。
JALは旧GMのように子会社に金融会社を持っていませんが、本体には既に3回の支援を受けたと聞いています。また特に日本においては、メガバンクから政府保証有無を問わず支援を受けるということは、即ち国営化を意味します。銀行規制で汲々のメガバンクは融資資金を政府から借りざるを得ないからです。旧GM・JALの崩壊のパターンは酷似しています。それは、会社自体が ゾンビ企業 と呼ばれるものに変質しているのに、対策が後手に回ったという点です。
2010-01-01
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