2014-09-16

目黒のさんま祭り 2014、セシウム・ストロンチウムも見て見ぬフリの都民

今年も2回、9/7の目黒駅前商店街と9/14の目黒区田道広場公園で開催されましたね。2013年はこんなことを書いていましたが、今年はつい最近東電が白状したばかりなのに、相変わらずストロンチウムの測定はしているはずもないのでしょう。毒入りと決まった訳ではありませんが、毒がはいっているかどうかを確かめもせずに喜んで食べるのも「応援」の一つなのでしょうね。お殿様も毒見なしで食されたのでしょうが時代が状況が違いますからね。ストロンチウムはおろかセシウムのチェックも杜撰であろう東日本産の魚介を忌避している筆者からすると、緩慢な自殺行為としか思えません。都「民度」はこんなものなので、議員も下品な野次を飛ばしたり・飛ばされたりと、世界の笑いものにならないかホントに心配です。
『東京・目黒のさんま祭:気仙沼産サンマに舌鼓 旬の味覚堪能 /宮城』 【9/15 毎日地方版】

気仙沼港直送のサンマ5000匹を炭火焼きで振る舞う「目黒のさんま祭」が14日、東京都目黒区の田道(でんどう)広場公園で開かれた。古典落語「目黒のさんま」にちなみ、気仙沼の有志が始めた祭りは今年で19回目。東日本大震災の年も休まず続けた人気イベントとあって、多くの観光客が「復興に向かう気仙沼を励ましたい」と旬の味覚を楽しみ、特産品を買い求めていた。【井田純】

午前10時の開会前から会場外では長い行列。約30メートルの焼き台には大ぶりのサンマが並べられ、香ばしい煙とともに脂がじゅうじゅうと音を立てた。始発で駆けつけたという大田区の会社員、中曽根秀樹さん(58)は塩焼きをほおばり「やっぱりサンマは気仙沼に限る。被災地はまだ大変だと思いますが、復興を応援しています」と笑顔を見せた。

「『おいしい』と言ってもらうとやっぱり感激するね」。実行委の会長を務める松井敏郎さん(67)の顔がほころんだ。焼き手たちは前日夜10時に気仙沼を出発、早朝に会場入り。都内在住の気仙沼出身者とともに午後3時過ぎまで百数十人態勢で炭火の前につき、夜はバスでトンボ返り。気仙沼に着くのは午前2時か3時だ。「0泊3日の強行日程なんだけど、だれもやめたがらないんだ」と松井さんは笑う。

祭りをきっかけに災害時協定を結んでいたこともあり、震災翌日に衛星電話で気仙沼市が最初に支援を求めた自治体が目黒区だった。数日後、同区からの支援物資ががれきだらけの気仙沼に届いた。

祭りの前、松井さんに今年のサンマの味を尋ねると「まだ食べてないんだ」という返事が返ってきた。「震災後は、祭り前に食べる気になれないんだよ。目黒が先だと思ってる。あれだけの支援を受けて、やっぱりそれがマナーかなって」

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