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『福島のコメ汚染 がれき撤去影響か 国が東電に対策要請』 【7/14夕刊 東京新聞】
農林水産省は十四日、福島県南相馬市で昨年秋に収穫されたコメから基準値(一キログラム当たり一〇〇ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたのは、東京電力福島第一原発内のがれき撤去が原因の可能性があるとみて、ことし三月に東電に対策を要請したことを明らかにした。
基準値を超えるセシウムが検出されたコメの中には、福島第一原発から二十キロ以上離れた水田のものも含まれている。東電は昨年八月中旬に第一原発3号機の大型がれきを撤去した。農水省はその際にセシウムが付着した粉じんが舞い上がり、南相馬市まで飛散してコメを汚染した可能性が捨てきれないとみている。
農水省はことし三月に東電の担当者を呼び、がれき撤去の際に粉じんが飛ばないような対策を講じるよう求めた。
東電の広報担当者は十四日、がれき撤去でセシウムが遠くまで飛散したとの見方に関し「否定できないが、コメの基準値超えとの因果関係は分からない」と説明した。原子炉建屋上部のがれきを今後撤去する際は、放射性物質の飛散を防止する薬剤を散布するなど対策をしっかり行うと述べた。
基準値を超えるセシウムが含まれたコメは福島県の検査で見つかった。市場に出回ることはない。
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