2014-05-20

イー・モバイル(イー・アクセス)の行方

ヤフーのこの発表はいかにも不格好ですね。ただし、サービスはワイモバイル名で提供されるとのことですので、従来どおり、格安のサービスを提供して欲しいものです。家庭用回線とのセット販売とかで、MVNOの脅威となることを期待しています。
『ヤフーによるイー・モバイル/ウィルコム子会社化が中止に』 【5/19 ASCII】

ヤフー/イー・アクセス(イー・モバイル)/ウィルコムは、6月1日に予定されているイー・アクセス/ウィルコム合併後に計画していた(関連記事)、ヤフーによる子会社化を中止することを発表した。これは「Y!mobile」のブランド名で新しい形のサービスを提供すると、3月27日に発表されていたもの。

イー・アクセスとウィルコムの合併は6月1日に予定通り行なわれ、当面の社名はイー・アクセスとなり、後日にワイモバイルに社名変更する。新会社の代表取締役社長CEOには、現在イー・アクセスの代表取締役社長であるエリック・ガン氏が務め、同社の99.68%の株式は従来どおりにソフトバンクが所有することになる。

またヤフーは、同社のサービスを組み込んだ商品を「Y!mobile」の名称で新会社と共同で展開していく。さらに同様の取り組みをソフトバンクモバイルとも進めるべく討議を開始するとしている。なお、新ブランドの開始までは従来どおりにイー・モバイル、ウィルコムのブランドでサービスが展開される。

今回の件についてヤフーからは「ヤフーがイー・アクセスを子会社化して自らインフラを手がけるよりも、ヤフーはサービス、イー・アクセスはインフラというそれぞれの強みを生かした協業の形で事業を進めていくことが望ましいとの結論に至りました。」というコメントが出されている。

イー・アクセスとウィルコムの合併は昨年12月に発表され、当初は今年4月1日に行なわれる予定だった(関連記事)。その後、今年2月に合併を6月に延期すると発表された後(関連記事)、上述のとおりに3月には合併後の新会社をヤフーが子会社化すると発表するという経緯をたどってきた。

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