2014-01-13

流通している(かもしれない)食品のセシウム汚染 (20) フクシマのクロダイ

先回書いてから半年振りにこのタイトルの登場です。筆者の情報収集が甘いこともあるのでしょうが、最近マスコミはほとんど報じていないですよね。汚染水がダダ漏れではこうなるのでしょう。心配でしょうがありませんが、こんな感じですね。

  1. 2ヶ月遅れで発表するなら当然ストロンチウムも測っているのでしょうが、公表できないのでは?
     
  2. 以前から言っているように、魚は当然動きますから、個体によって汚染状況は違って当然です
    → 全点チェックが必要なのは明らかですが、相変わらずサンプルチェックですよね
    ロシアンルーレット状態ってことですよね
     
  3. 『操業「自粛」』だから『出荷されることはない』などと断定する人の気が知れません
    操業自粛でない他の魚種も全点チェックは当然でしょう

『クロダイから1万2400ベクレル 福島・いわき市沿岸』 【1/10 朝日】

独立行政法人水産総合研究センターは10日、福島県沖で昨年とれたクロダイ37匹を調べたところ、東京電力福島第一原発から37キロ離れたいわき市沿岸の魚から、1キロあたり1万2400ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。1匹だけ突出した数値だったため、汚染時期などを詳しく調べる。

昨年10、11月に原発南側の海域でとれたクロダイを同センターが調べた。その結果、11月17日に仁井田川河口でとれた1匹が、一般食品の基準値(1キロあたり100ベクレル)の124倍の濃度だった。このほか、426ベクレルと197ベクレルの2匹が基準値を超えていたが、残りは基準値以下だった。

クロダイは福島、宮城両県で出荷が制限されているほか、茨城県北部で操業自粛の対象となっているため、今回調査した海域から出荷されることはないという。

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