2011-03-18

日本の原発 (2) 耐震偽装を隠してきたのは誰?

為替が大変なことになっています。地震や津波による被災だけならこんなことになる筈も無く、原発問題の影響であると容易に想像できます。

おととい書きましたが、武田邦彦先生によりますと、今回を含め、過去日本の原発は震度6で100%問題を起こしています。旭化成ウラン濃縮研究所長・内閣府原子力(安全)委員会委員当の職歴のある教授がご自身のブログに書かれていますが、4年ほど前に、原子力安全委員会で日本の原発の脆弱性を指摘されたそうです。この時期は、姉歯問題から間もない頃なので、マンションの耐震偽装問題をきっかけに、武田先生は原発へ思いを巡らせたのでしょう。先生のこの指摘を取り合わず、誤魔化してきた不届き物(たち)に重責が有るのです。

命に関わるリスクアセスメントをしっかりしたならば、対応策を考えることは比較的簡単で、後はやるかやらないかの問題でしょう。このアセスメント自体が超いい加減であったのは、責任者には関係の無い場所の命が対象だったからでしょう。即ち、責任者は原発周辺の住民の命などどうでも良いと考えたとしか思えません。どうも、最近できた「保安院」および歴代の日本国政府、電力会社の集合体が不届き者の正体のようです。

筆者は専門家でもありませんので、今はこんなことを議論する前に、福島の皆さんは、一刻も早く安全な場所(西か県外遠く)に避難された方が良い(しなければならない)状況なのだと思います。

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