海のホットスポットは筆者が前々から「想定」していた現象であり、 今さらの感があります。そしてその汚染マップの描画は困難であり、そこで成長した・通過した魚を見分けることなど不可能でしょう。全点チェックの必要性の背景はここにあります。
『セシウム:アイナメから2.5万ベクレル 福島第1沖』 【8/21 毎日】
東京電力は21日、8月1日に福島第1原発から20キロ圏内で採取したアイナメから、3月の測定開始以来最大値となる1キロあたり2万5800ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。
東電によると、アイナメは福島県南相馬市の太田川沖合1キロ付近で2匹を採取。放射性セシウムはそれぞれ、1キロ当たり3万8000ベクレルと9300ベクレルで、両方合わせると同2万5800ベクレルとなった。
同日同じ地点で取った魚は、コモンカスベが同260ベクレルだったが、それ以外は数十ベクレルだった。
東電は7月18日から8月1日に魚介類を採取し、放射性物質による影響を調べた。国が定める一般食品の基準値(1キロあたり100ベクレル)を超えたのはクロソイなど10種類に上った。
原発20キロ圏内では漁業は再開されていない。高濃度のセシウムが検出されたことについて、東電は「ホットスポットのようなものがあり、アイナメがそこの小エビなどを食べた可能性が考えられるが、今後さらに詳細な分析をして原因を調べたい」としている。
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