2012-12-18

原発ゼロ・ドイツから見た日本人

産経は淡々と伝えるだけです。独他紙の状況とかは判りませんが、こんな風に考えます。

もともとバカ高い火力発電と比較して推進された原発は、一旦事故が起これば補償・除染費用、事故が起きなくても燃料の最終処分の問題が残り、超バカ高な発電方法です。すなわち補償・除染をいい加減にしている今も依然超バカ高なことに変わりはありません。

今回の衆院選に関し独紙にこう書かれているということは、日本(人)はこう見られているのでしょう。

  1. 日本人の命・健康の値段は激安
     
  2. 日本では、有機水銀の排水をどこかに封じ込めればチッソのような会社は操業継続可能
     
  3. 日本人は被害を受けても泣き寝入りする
    → 福島の方々はもっと怒っても良いと思うのですが…
     
  4. 日本人には、被害者への同情心すら存在せず、加害者を責めることもない

『【衆院選】「原発は重要争点ならず」独紙』 【12/17 産経】

【ベルリン=宮下日出男】2022年までの「脱原発」を目指すドイツでは、主要経済紙ハンデルス・ブラット(電子版)が、福島第1原発事故後初の衆院選の結果について、「(日本は)原発支持派を選択」との見出しを掲げて報道。民主党など「脱原発派」政党の敗北を受けて、原発が重要な争点にはならなかったと伝えた。

同紙は、多くの国民が「脱原発」を支持したが、「経済危機」への対応を優先させた結果、自民党勝利につながったと分析。「経済に重点を置かねばならない中、島国の日本は国外からエネルギーを簡単に買えるドイツと違う」との専門家の見解も紹介した。

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