2012-04-22

魚 ベクレル (5) これもいつまで続くのか?

海産物の汚染は本当に記事も少なく、このタイトルも (3) が昨年9月末と、半年以上前でした。昨年3月以来、いったいどれだけの汚染魚が出回って、知らずに体内にどれだけ蓄積されたのか、誰も知らない状況と言って良いでしょう。コメを全袋調査するなら、海産物ももう少しまともな調査をして欲しいものです。そして、東電に任せるなら、監査無しでは公表不可だと思います。むしろ、グリーンピースとかに任せたほうが良いでしょう。
『スズキから基準超のセシウム』 【4/21 NHK NEWS WEB】
福島県の沿岸で東京電力が行った魚介類の調査で、スズキから食品の基準の16倍の放射性セシウムが検出されました。

専門家は「汚染の全体状況を明らかにするため、サンプル数を増やして定期的に調べるべきだ」と指摘しています。

東京電力は、福島第一原発に近い警戒区域にある、木戸川の河口から沖合2キロと5キロの2か所で、今月7日に魚介類を採取し、放射性セシウムの濃度を測定しました。その結果、採取した延べ13種類合わせて30匹のうち、スズキやヒラメ、マコガレイなど延べ7種類で、今月から適用されている食品の基準を上回りました。

このうち沖合2キロでは、いずれも1キログラム当たりで、スズキから基準の16倍の1610ベクレル、メバルの仲間のムラソイから基準の8倍の830ベクレル検出されました。
一方、底魚のヒラメはいずれの調査ポイントでも採取され、沖合5キロのものが300ベクレルだったのに対し、沖合2キロのほうが177ベクレルと低くなっていました。

これについて、放射性物質の魚への影響に詳しい東京海洋大学の神田穣太教授は「検出された放射性セシウムは、底にたまった泥からゴカイなど餌となる生き物を通じて魚などに移行したと考えられる。同じ種類の魚でも場所によって濃度にばらつきが生じるので、汚染の全体状況を明らかにするため、サンプル数を増やして定期的に調べるべきだ」と指摘しています。

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