東電が、溜まっている汚染水を浄化して原子炉冷却用に再利用する設備を「数ヵ月後」に設置すると発表しました。高濃度の汚染水が溜まって処理に困っているのは理解できるのですが、オカシイと思うのは、電源が復旧した後も、本来の冷却装置の復旧状況が不明であることです。筆者はこっちがそろそろ出来上がると心待ちにしていたのです。これによって、外から水を掛けるような行為を止められ、従って汚染水は既に発生させてしまったものだけを別で処理するのだと理解していました。まさか、この「数ヵ月後」の緊急対応でお茶を濁すようなことはないと思いますが…
昨日も海に流れ出た半減期の短い放射性ヨウ素の濃度が基準値の6,500倍であり、原子炉が依然として充分に冷やされていないことは明らかです。グズグズしていると、「数ヵ月後」には汚染物質の垂れ流しの量はチェルノブイリを超えて、それこそ番外のレベル8になりかねません。
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