2010-07-29

名古屋市民税 (48) トリプル選挙へ着々と

6月定例議会決議の3条例のうち、公開事業審査条例が(9月に)再議となりました。今回の再議は議決に不服のあった以前のそれと違い、地方自治法176条4項に基づくもので、法令面からの違反の可能性がポイントとなっています。個別に是々非々を問うものではなく、市長と比べた場合の議員自らの権限拡大を狙ったものであり、市制のバランスの観点から、直感的にマズいと筆者も認識しています。定数・報酬と同様権益拡大を狙った行為であり、一旦公布されればこの先退歩することはありません。自らの待遇悪化には遅延行為で対応し、待遇改善は法律に触れようともゴリ押しをするという姿勢は、市政を憂う市井のブロガーからも私製のネット爆弾を発射されそうですよね(ってもう発射してますよね、48発も)。

こうして、いよいよ来年2月のトリプル選挙(県知事・市長・市議)の線が現実味を帯びてくるという訳です。

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