2013-07-23

輸出原発の賠償

やっぱり輸出するとこういった責任のようなものが付いて回ります。和解できるのでしょうか? アメリカでは安価なシェールガスの影響で、廃炉となる原発が今後も増えそうです。継続運転できない理由として、原発そのものや、付帯設備を理由とされると、輸出元は弱い立場に置かれてしまいます。
『原発廃炉の責任取れ…米電力会社、三菱重に通知』 【7/19 読売】

【ロサンゼルス=水野哲也】米カリフォルニア州でトラブルのため廃炉が決まったサンオノフレ原子力発電所を巡り、同原発を運営する電力会社サザン・カリフォルニア・エジソンは18日、トラブルが発生した蒸気発生器を製造した三菱重工業に対し、責任を取るよう求める「紛争通知」を送ったと発表した。

90日以内に問題が解決しなかった場合、エジソン社は損害賠償を求める仲裁手続きを開始するとしている。

同原発では昨年、三菱重工製の蒸気発生器で冷却水漏れが発生。周辺住民の反対が強まる中、エジソン社は今年6月に廃炉を決めた。同社は、三菱重工が速やかに修理する義務を履行しなかったなどと主張し、契約上の上限額の約1億3700万ドル(約137億円)を超える多額の賠償を請求する考えを示した。

三菱重工は、「エジソン社の主張は交渉の経緯や契約履行の事実を正確に反映していない」などとして全面的に争う姿勢を示した。

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