2013-06-28

流通している食品のセシウム汚染 (13) 江戸川のウナギ (2) やっと「自粛」要請

ベストアンドワーストは丹念にデータを追ってくれています。見つかってから1ヶ月で出荷「自粛」の「要請」では今後も被曝の不幸は続きそうですね。見つかる前からしたらいったい何匹のウナギが東京在住の方々の胃袋に納まったのでしょうか? 偽装さえ無ければ、西日本のウナギを食べるだけですけどね。

■江戸川のウナギは危ないのか?
先月、水産庁が江戸川のウナギ釣り対し自粛を要請した。

そして、2013年6月7日、千葉県は「水産物(ギンブナ・コイ・ウナギ(与田浦・利根川・江戸川)・テナガエビ・アユ)の放射性物質検査結果について」を発表した。
この千葉県の発表により市川市の江戸川で捕獲されたウナギから最大で1キログラム当たり140ベクレルの放射性セシウムが検出されていたことが明らかとなった。

食品基準値の100ベクレルを超えたのは140ベクレルのウナギだけであるが、他のウナギも基準値に迫るベクレル値を記録している。

ウナギ放射能汚染ワースト3
1位:江戸川(市川市)140ベクレル
2位:江戸川(市川市)87ベクレル
3位:江戸川(市川市)75ベクレル
■千葉県、今になって漁協に出荷自粛要請
千葉県ではこの結果を受け、関係業協同組合に出荷自粛を要請したとのことである。

また、江戸川(市川市)で調査のために捕獲したウナギ1検体から基準値を超える放射性物質が検出され、関係漁業協同組合等に出荷自粛を要請しました。

しかし、江戸川区から食品基準値を超えるウナギが確認されたのは先月のことだ。

今まで出荷自粛をしていなかったということになる。

ウナギの季節になり、ウナギを食べたいとき、中国産を選ぶか国産を選ぶか? 究極の選択になってしまいそうである。

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