2013-05-28

流通している食品のセシウム汚染 (11) スーパーの食品

週刊金曜日ニュースからのリンクでグリーンピースの調査結果の記事に辿り着きました。やっぱり大手スーパーを全面的に信用するのは危険かも知れません。魚は泳ぐし、揚げ港の表記偽装も考えられるし、非常に厄介です。ベクレル数は国の基準より少ないと言う方々に買い占めてもらった方が良いのですが、さらに良いのは東電が全て買い取るということは昔から決まっています。
『食品放射能調査第13回目 スーパーマーケット 魚介類』 【4/23 グリーンピース】

食品流通の中で広がる放射能汚染を調査するため、東京都、神奈川県、大阪府、奈良県のスーパーマーケットで抜き打ち調査を行いました。この調査で検査した食品の購入は、ボランティアの市民調査員の方がご協力下さいました。みなさまありがとうございました。
放射能測定室 シルベク 食品放射能調査
13回目:スーパーマーケット魚介類
調査結果
検査結果と商品およびサンプル購入先店舗

4月3日から15日にかけて、13道府県を産地とする30サンプルの魚 を検査した結果、2サンプルからセシウム137を検出しました。

検出された2サンプルは下記の通りです。

イトーヨーカドー(神奈川県)で購入した岩手県産のマダラ 1キログラムあたり7.4±1.5ベクレル
ダイエー(東京都)で購入した宮城県産のネズミザメ(商品名はモウカサメ ) 1キログラムあたり5.5±1.3ベクレル
商品およびサンプル購入先店舗などの情報は、PDFでご確認ください。

オンライン署名へ
イトーヨーカドーで購入した商品からは、前回の調査でもセシウムを検出していますが、イトーヨーカドーは「問題ない」「新たな対応をとることはない」と回答しています。
また、2013年2月にグリーンピースが発表した「お魚スーパーマーケットランキング」では、対象企業中唯一詳細情報の提供を拒否し、最下位にランクされています。
このように消費者を軽視した体質の改善を求めるためにも、スーパーマーケットに声を届けるオンライン署名を実施しています。
ぜひ今すぐご参加ください。

一方でダイエーの担当者は「調査を有難うございます。今回の調査結果を受けて今後の対応を社内で検討します。」との回答でした。

調査内容
調査期間: 2013年4月3日〜4月15日
対象: 19サンプルの東日本産の魚と11サンプルの西日本産の魚、計30サンプル
産地は下記13道府県
北海道、岩手県、宮城県、茨城県、千葉県、三重県、和歌山県、京都府、兵庫県、鳥取県、長崎県、大分県、鹿児島県
購入場所: 大手スーパーマーケット5社、イオン、イトーヨーカドー、ユニー(アピタ)、ダイエー、西友の東京都、神奈川県、大阪府、奈良県の店舗
検査方法: 第三者機関(株式会社エフイーエーシーと株式会社エコプロ・リサーチ)で、ゲルマニウム半導体検出器を用いてヨウ素131、セシウム134、セシウム137について検査(第三者機関からの検査報告書PDF >>)

0 件のコメント:

コメントを投稿