2013-03-13

フクイチ被災者の集団提訴

「美しい福島」は当分、少なくとも原告が生きている間には帰ってきません。「二度と原発事故を起こ」さないためには、即脱原発しかないのは誰にでも解る話です。即脱原発しても、廃炉が完了するまでに事故が起こる可能性も充分考えられます。しっかり裁いてもらいたいものです。
『「原発事故は人災」 1650人提訴 故郷福島へ思い切々』 【3/12 東京新聞】

東京電力福島第一原発事故で平穏な生活を奪われたとして、福島県の住民や避難者ら千六百五十人が国と東電を相手取り、計約五十三億六千万円の損害賠償や原状回復などを求めて福島、東京、千葉地裁など四つの地裁・地裁支部に集団提訴した。訴状や提訴後の会見では、故郷を失った切実な思いがあふれた。

福島地裁の原告団は、訴状で「原告らが求めるのは、もとの美しい福島を返せという住民の叫びそのものだ」と強調した。海や山の恵みを受けて営んできた生業や生活が、原発事故という「人災」で破壊されたと指摘、「二度と原発事故を起こすな。これが究極の願いである」と結んだ。

東京地裁に提訴した原告で、高専の教員を辞めて福島県いわき市から東京都内に自主避難している鴨下祐也さん(44)は会見で「避難区域外にも放射性物質に汚染された地域はあり子どもを安心して育てられない」と訴えた。

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