野田首相の昨日の言動

野田首相が『枝野幸男経済産業相、細野豪志環境相、古川元久国家戦略担当相を呼び、２０３０年の原発依存度をゼロにした場合の課題を洗い出すよう指示した』【8/6 時事】と伝えられています。一方で『首相官邸前でデモを繰り広げている市民団体「首都圏反原発連合」の代表者と８日午後に面会する方向で最終調整に入った』【同】とも伝えられています。

上記の「指示」は、面会時の圧力弁を開くことが目的なのではないでしょうか。大飯原発を再稼動しておいて、面会しても即脱原発になる訳ではないでしょうから、その本音は、筆者の大嫌いな藤村修官房長官の『「（原発ゼロは）経済界などが本当に実現が可能なのか、いくつか問題点を指摘している。そういう疑問に答えるだけの資料などを検討しなさいということだ」』【同】が代弁しているということでしょう。米国と財務省のポチに期待しても結果は知れています。