2012-06-22

東電自己寵(事故調)の厚顔

1年以上経ってからの日記のような調査結果を見せられれば、そりゃ被曝首長は怒るでしょうね。早く正々堂々と福島第二原発を再稼動したらどうですか?

1年以上経ってから東電を破綻させた方が良いと言っているのが大前研一(週間ポスト)で、そんなことは筆者が従来から国有化として提案しています。
『東電 責任逃れ記述多く 社内事故調が最終報告』 【6/21 東京新聞】

東京電力の福島第一原発社内事故調査委員会(社内事故調)は二十日、事故原因などを分析した最終報告書を発表した。大津波への備えなどは「結果的に甘さがあった」と認めたものの、国の基準などに沿って必要な対策を講じてきたなど責任逃れの記述が目立った。事故原因は、「想定を超える津波襲来で全ての冷却手段を失ったこと」と、従来の説明を繰り返した。

報告書は、主要な機器は地震で損傷しなかったと主張。福島第一から放出された放射性物質の総量は九〇万テラベクレル(テラは一兆)にのぼり、最大の放出源は2号機としたが、具体的な放出経路などには言及しなかった。

原発からの全員撤退問題については、菅直人首相(当時)らの国会での発言などをまとめた資料も添付。あくまで緊急対応メンバーを残した一部退避しか考えていなかったと主張した。

原子炉への海水注入などをめぐり、官邸からも事故対応の指示が出されていた点では、「緊急事態対応の中で無用の混乱を助長させた」と批判した

記者会見では、責任逃れや、国への責任転嫁と受け取れる部分が多い点に質問が集中。事故調委員長の山崎雅男副社長は「責任を追及するための調査ではない。得られた事実を、淡々と書いただけだ」と話した。初動対応が適切だったのかを問われると「非常に厳しい環境の中で(現場は)懸命に作業した」と説明するにとどまった。



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