2011-03-28

日経編集委員の滝順一君、公器でそれはちょっと…

今日のコラムに「杓子定規 考え物」サブタイトル「水・食品の摂取制限 過度の不安に」として、愚かな論を展開しています。専門家でもないのに、最も性質の悪い「気休め」のような論調を読んで、これこそ風評だと感じました。汚染地域に行って1ヶ月ぐらいほうれん草や牛乳・水を摂取してから紙面に載せて欲しいものです。オカシイと思われる部分は以下の点です。最後には政府の発表の仕方に文句を付けていますが、滝君の言い方の方がよっぽど国民が混乱すると思いますよ。
  1. 店頭からミネラルウォーターが消える騒ぎになったが、「乳児の水分摂取不足は重大な健康障害を起こす」と言う医師もおり、水分不足の方が微量な放射性物質より危険
    → 水分のためには被曝も止む無しってこと?
  2. そもそも暫定規制値は1年以上の長期摂取が前提だから、規制値を1日でも上回ったら危険という訳ではない
    → 滝君の「危険」の定義は何なの? 勝手に定義するなよな
  3. 放射性物質の放出はこのところ減っている
    → 風向きや降雨、原子炉の状態で近いうちにどうなるかもわからないのに…
  4. わずかな地点で規制値を超えただけで県単位で牛乳を出荷規制したが、もっときめ細かく
    → 町単位で規制して守れるとでも思っているの? 買う方も混乱するだけじゃ…

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