2010-11-05

TPP

最近急にマスコミが取り上げていますが、Trans-Pacific Partnership の短縮形であるこの協力関係は、もう何年も前から遅々として進まなかったウルグアイ・ドーハラウンド、EPA・FTAの形式的な中間段階の括り方であり、政権がコロコロ変わり、外交・海外戦略に疎い日本政府のツケが回ってきた上体を表しています。海外に市場を求める民間企業は努力を続けているのに、一部の、例えば農業関係者のワガママでEPA・FTAのような膠着状態に陥っています。税金を取り易いところから取るという稚拙な信条を捨てない限り、この国はどんどん孤立化の道を歩むことになるのです。補助金で景気回復とかやっているうちに、民間の貧困化と、相対的な官公の焼け太りが進むなんて、ちょっとオカシイことだと思いませんか?

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