2010-07-12

可哀想な会社 (2) 可哀想な社風

昨日社員に念書を書かせようとする会社について書きましたが、念書をチラつかせて、当初の効果を得ようとするとか、責任逃れをしようとするとかいう意思決定は、誰によってなされたのでしょうか? 部署内に案内されたことは事実のようですが、その案内者なのか、その直属上司なのか、斜めの関係の上位職位者なのか、どうもはっきりしないようです。また、情報漏洩した部署でも念書を書かせているのでしょうか?

こう考えてみると、この会社の意思決定がかなり不明瞭な形でなされ、それを上司、究極には社長が知らないという状況が垣間見えます。それが社風なのでしょうが、昨日書いた「根っこに有りそうなのが(は)、従業員に対する性悪説」であるとすれば、社長はまずその恥ずかしい社風を否定する努力をしなければ、相互信頼の経営は不可能なのでしょう。

社風や社長の意思を忖度する馬鹿な社員の振る舞いなら良いのですが、それでもやっぱりそんな馬鹿な社員が育つ社風を変えた方が良いと思いますが…

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